2000-11-02 第150回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第6号
香川県の旧四国大川農協、現在のJA香川県四国大川支部でありますが、農水省構造改善局の補助事業をめぐる汚職事件で同省のキャリアの官僚が逮捕されるということがありました。ここで考えなければならないことは、先ほど御紹介させていただいたアンケート結果にもありましたように、政治家と同様に、官僚も、国民に奉仕するという意味において、国民の公僕であるということは当然のことであります。
香川県の旧四国大川農協、現在のJA香川県四国大川支部でありますが、農水省構造改善局の補助事業をめぐる汚職事件で同省のキャリアの官僚が逮捕されるということがありました。ここで考えなければならないことは、先ほど御紹介させていただいたアンケート結果にもありましたように、政治家と同様に、官僚も、国民に奉仕するという意味において、国民の公僕であるということは当然のことであります。
一つは、先ほどもお話をしましたように、この大川農協の件が特別振興資金の対象になったゆえんといいますか、そういうかかわりでございますが、お話ししましたように、これは複数の年度にまたがって実施をされたかなり規模の大きい事業でございます。
新聞報道によりますと、先ほどの中央競馬会の特別振興資金が四国大川農協の冷凍施設建設にかかわる約七億五千万円の原資となっているとのことであります。 この構図は、日本中央競馬会の特別振興資金の中の百億円が中央畜産会に資金シフトをし、それがウルグアイ・ラウンド対策予算が不足したときの補充のためにプールされていたとのことであります。
構造改善事業をめぐる汚職で、あれほど綱紀粛正や自主申告、そういう調査をやられたのだけれども、この溝上容疑者はちょうどその時期に四国大川農協にツケ回ししていた。この一つをとってみても、私は、調査をやっているその最中にやっているということであれば、責任者たる大臣の責任は非常に重大だというふうに思います。
調査対象事業につきましては、農業構造改善事業のほか、四国大川農協に関係した農業生産体制強化総合推進対策事業、畜産振興総合対策事業等に拡大することといたしました。 また、調査対象職員につきましては、平成七年四月から平成十二年三月までの五年間に、これらの事業を担当する部局に在籍していた者を対象に調査を行うことといたしております。
そして、二十七日には北海道庁に出向中の農林水産省官僚と香川県大川農協組合長らが贈収賄容疑で逮捕されました。この一連の逮捕劇は、この間農林水産省が行ってきた内部調査がいかにずさんで身内に甘いものであったかを物語るものであります。そもそも、構造改善局自体が汚職の温床ではないかと世間で言われているのにもかかわらず、当の構造改善局長が調査委員会の委員長をやっていること自体が間違いであります。
それで、この方が赴任された大川農協ですか、また長尾町、それへの補助金が、赴任される前は非常に少なかったと。五年間でも、三年間でしたかな、新聞記事ですよ、これは千何百万円だったと。ところが、最近の五年間で十億を超えておると、大川農協に対しては。そういう資料をもらっているんです。 こんなことはちゃんと新聞で書いてあるわけですけれども、この辺は役所としても調べられて当然だと思うんですよね。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 時期がいろいろございまして、本年の一月になりましてからこの問題が出てまいりまして、大川農協並びに本人に確認をし、調査をした結果、明確になったものであります。
もう一度、ただ飲食をしたかどうか、あるいは海外旅行へ行ったかどうかという観点の調査だけなのか、もう一歩踏み込んで、今回、四国大川農協というのでしょうか、四国大川農協との具体的な予算の配分だとか職務関連に関する因果関係みたいなところまで突っ込んだ調査はしているのか、いないのか、お答えいただきたいと思います。 —————————————
○玉沢国務大臣 今、大川農協に対して何にもしなかったんじゃないかという委員のお話でございますが、調査委員会は、大川農協のそれぞれの方々から十分調査をしておるということでございます。残念ながら、この事案に結びつくものは確証が得られなかった、こういうことでございます。
この間の四国大川農協に対する構造改善事業の補助金は、九六年農協本体はゼロだったのですが、上甲容疑者が就任した後は、九七年農協本体に一億四千七百五十七万二千円、九八年度に農協本体に一億三千九百四十三万円、関連会社である協同サンミックスに一億二千五百二十万六千円となっています。
先ほどの農水省の調査結果を見ますと、上甲容疑者は費用負担があるということになっていますけれども、しかし、関係者から私たちが聞きましたところ、上甲容疑者は航空運賃と現地の宿泊代を合わせて四万円程度を負担しただけで、残りの金額は、後でお話ししますが、大川農協コンビナート協同組合側が負担したと聞いています。この点で、捜査をされている警察庁お見えですが、この事実は御存じですか。
○中路委員 贈収賄容疑で問題になった四国大川農協にかかわる問題、これは今回の容疑だけにとどまらない疑いがあると思います。 時間もありませんから私の方で整理をして数字をお話ししますけれども、八九年度から九九年度の十年間、平成十一年まで、この四国大川農協に対する補助金の問題で膨大な資料をいただきまして、全部計算をしました。
○玉沢国務大臣 大川農協との件でありますけれども、会食をしたという事実は確認しておったわけでありますけれども、委員の言われるように、相手側にチェックしなかったか、チェックしなかったと思われますが、しかし、会食の事実は事実として認めて、その点においては処分を行っておるわけでありますから。
大川農協について問い合わせの電話は一切なかったというようなことを、新聞報道に対して、聞くと、大川農協が答えているのです。 だから、私は言ったでしょう。自己申告をした職員の話だけ一方的に聞いて、そのことを裏をとっていなかったんじゃないですかと。
○安住委員 四国の大川農協は、農業構造改善事業を利用していろいろな物をつくっていて、平成に入ってからでも十二億円ぐらいの補助金をもらっている組合だそうでございます。 そこで、Jという職員は、私が聞いている範囲では、会食をしました、四国のこの大川農協の幹部か何かと。それも数回にわたってやったということは報告しているわけですよね。このことについてちゃんとチェックしているんですか。
私、昨年農水政務次官を拝命いたしました際に、全国津々浦々とまではまいりませんでしたか、例えば北海道の士幌農協、鳥取の東伯農協、香川の大川農協、青森のリンゴ、山形のサクランボ、果樹、酪農、地元の花等々十指に余る非常に業績を上げておられる農協の視察をさせていただきました。
本コンビナートは、四国大川農協の管内の農家が生産した農産物を活用し、加工食品を生産することを目的としていますが、農産物価格が高騰した場合にも農家に収穫物すべてを提供してもらうこと、消費者が必要とする農産物のみを農家に生産してもらうことが課題であるとのことでした。 次に、高松市の香川県水産試験場、赤潮研究所、栽培漁業センターの三つの施設に参りました。
第二日は、早朝、福岡市中央卸売市場の鮮魚市場を、次いで三潴モデル圃場、大川農協のカントリーエレベーター、玉名農協の低温倉庫の現地調査を経て、熊本県庁に入り、県下の農林水産事情について事情聴取を行なったのであります。
○瀬野委員 カントリーエレベーターは、神奈川県の大川農協などでは比較的うまくいっているところもございます。