2017-06-08 第193回国会 参議院 内閣委員会 第11号
大川小学校事故検証報告書は、公正中立かつ客観的な検証となるよう、第三者を構成員とする検証委員会により作成されたものでありますが、報告書の内容について様々な御意見があることは承知をしておりますが、文部科学省としては、事故関係者がほとんど死亡するなど、当初から困難な条件の下、原因究明に向け可能な限りの検証が検証委員会として行ったものと認識をしているところでございます。
大川小学校事故検証報告書は、公正中立かつ客観的な検証となるよう、第三者を構成員とする検証委員会により作成されたものでありますが、報告書の内容について様々な御意見があることは承知をしておりますが、文部科学省としては、事故関係者がほとんど死亡するなど、当初から困難な条件の下、原因究明に向け可能な限りの検証が検証委員会として行ったものと認識をしているところでございます。
なお、平成二十六年二月の大川小学校事故検証報告書には、国土交通省の福地水位観測所と、それから飯野川上流水位観測所における津波の到達時刻のデータが用いられております。また、その報告書には、「河川を遡上した津波が堤防を越流した数分後、陸上を遡上した津波が釜谷地区の中心部付近に到達した。」
北上川の河川堤防を越流した津波と、海岸から入り陸を遡上した津波が原因となったわけですけれども、石巻市や文部科学省が関与して作られた大川小学校事故検証報告書について、例えば河川堤防の越流時刻ですとかその量や流れなどについて、何人もの専門家から疑問の声が上がっています。