2017-04-27 第193回国会 参議院 農林水産委員会 第10号
○参考人(鈴木弥弘君) お隣の山形とは大分、宮城県は仙台平野があり、仙南にも広大な農村地帯がありますし、私の古川近辺も大崎平野、金成に行けば金成耕土ということでかなり水田単作地帯ですが、御存じのように米価がなかなか下落一方なので、どうしても米だけでは生活できないので、転作の大豆、転作の大豆は宮城県は本州で一番の作付面積を誇っています。
○参考人(鈴木弥弘君) お隣の山形とは大分、宮城県は仙台平野があり、仙南にも広大な農村地帯がありますし、私の古川近辺も大崎平野、金成に行けば金成耕土ということでかなり水田単作地帯ですが、御存じのように米価がなかなか下落一方なので、どうしても米だけでは生活できないので、転作の大豆、転作の大豆は宮城県は本州で一番の作付面積を誇っています。
しかも、さらに、候補地になっただけで、もう風評被害が発生してしまって、宮城県の米どころの、まさに大崎平野のお米が、もう買わないぞと大阪の問屋からは今から脅されている。そういうことで、絶対反対運動が起きているわけであります。 そうした中で、宮城県の最大会派の自民党の県議会の皆さんが、やはりこれは福島集約論でまとめるべきだ、そういう考え方をしてまいりました。
いずれのところに聞いても、宮城県でも、既に、三カ所候補地に選ばれただけで、大阪の米問屋から、決まったら大崎平野の米は買わないぞ、こう言われている。塩谷町でも同じ。年間契約していた人から、米の契約は取り消しだと。そういうことがもう既に、候補地になっただけで言われているんです。
たとえば、具体例を申し上げますと、宮城県の仙北地方、大崎平野というのは米を中心に進んできまして、おいしいササニシキなものですから、ほかは必要なかったのですね。そこに転作をしろということで無理をして大事なたんぼをつぶして、稲を植える、これを青刈りでやるというわけですが、残念ながら牛を飼っていないわけです。周りがみんな米ですから。
大崎平野とも言います。ここは米の主産地で、御存じのようにササニシキの本場になっておりますが、この大崎地方の中に古川市もございます。 御存じのように、宮城県は今回の生産調整に対しては自主協力という線で特異な生産調整をやったわけです。
あそこの大崎平野あたりの田植えは非常に早い。稲刈りよすか、田植え捨てるか、どっちかしなきゃ六カ月にならぬのです。それをさっきの農業のほうも全面適用でやると、そんなことに私ども乗りません。そんな手続簡単にいくものじゃありません。だから明らかに一歩譲るとしても四カ月二十八日にしたらどうですか。
そしてこの沿岸には、四郡十七箇村の約一万余町歩、俗に大崎平野と言われる水田があり、宮城縣における米産地の重要な寳庫をなしておるのであります。