1999-03-16 第145回国会 参議院 国土・環境委員会 第6号
私は、国道というのは北海道から沖縄まで海上はなかったという想定のもとに一本の線でつながるべきものと考えておりますが、現在、奄美群島にあります国道は大島本島の笠利町から瀬戸内町古仁屋に至る一本のみであります。 それで、他の島を貫いて沖縄に至る国道構想というものは、建設省、お持ちになっておりませんか。
私は、国道というのは北海道から沖縄まで海上はなかったという想定のもとに一本の線でつながるべきものと考えておりますが、現在、奄美群島にあります国道は大島本島の笠利町から瀬戸内町古仁屋に至る一本のみであります。 それで、他の島を貫いて沖縄に至る国道構想というものは、建設省、お持ちになっておりませんか。
ところがアメダスの配置というのですか、展開というのですか、そういう状況を見てみましても、名瀬市と瀬戸内町の古仁屋というところにそれぞれ一ヶ所あるだけで、あとは喜界島とか徳之島とか沖永良部島とか与論島とかいうふうな、もう奄美大島本島から離れたところでそれぞれ一カ所ずつというような状態であります。
ただ、これが梅雨と台風の時期に集中をいたしておりまして、特に大島本島と徳之島は地形が急峻でございますので、雨が降った後直ちにその雨が海へ流れてしまう、こういう状況でございます。それからまた、喜界島、沖永良部、与論島は琉球石灰岩から成っておりまして、降った雨はすぐに地下に浸透してしまいまして、言うなれば水質源の確保というのがなかなか難しい、そういう土地柄でございます。
○森政府委員 奄美群島につきましては年間おおむね二千ミリから三千ミリの降雨があるわけでございますが、その雨の降る時期が梅雨の時期とか台風の時期に集中をいたしておりまして、かてて加えて、大島本島と徳之島は地形が急峻で河川の延長が短い、したがいまして、雨が降りました後直ちに海へ流出しやすくなっておる。
名瀬、いわゆる奄美大島本島から他の離島へ行く場合の旅費などもぐっと絞られちゃって、現地へ行って泊まることもできない。船中泊で実質日帰り、船中泊二泊なんていう非常に過酷な出張命令が出ている。 こういうことをいろいろお聞きしますと、やはり看板に偽りがあったのではないか。営林署廃止が先に立って、あとのことはどうでもいいんだ、極論すればそういう感じを受けないでもないのであります。
先ほども申し上げましたように、大島本島の空港のジェット化を急ぎたいと思いますし、それから先生御案内のように、奄美群島には独特の歴史と風俗があるわけでございまして、また文化があるわけでございまして、こういったものを大いに活用をするような方向で新しい振興計画では取り上げたい。
そこで五十九年度から新しい振興開発計画が策定されるわけでございますけれども、その中において、いわば課題地域といたしまして、大島本島南部地域を位置づけて振興を図るべきであろうというふうに思っておる次第でございます。 その際、県あるいは地元の町村ともよく相談をしなければならないと思いますけれども、必要な事項のうち幾つか申し上げてみますと、交通体系のまず整備の問題があります。
そうした意味合いで大島本島並びに徳之島にあります鹿児島県の農業支場、これらの整備充実、こうしたことについてあと一つ意欲的な取り組みがほしい、このことなくしてはどうしても大島、奄美地区の農業の振興、発展はなかなか難しいのではないか、こう考えますので、私からも重ねて関係省庁の御見解、取り組む姿勢をお尋ねしたいと思うのであります。
そのときに、建設大臣は西村さんでしたけれども、このことについては今後鋭意努力をする、こういう一つの経緯がございまして、それから二年後でしたか三年後でしたか、いわゆる種子島の五十八号線と大島本島の五十八号線が一応設定をされたわけなんです。 しかし、それからすでに七年、八年も時が経過をしておる。交通量も、当時から見ますと著しく他の島々でも多くなっている。
○政府委員(四柳修君) ごらんいただきましたように、大島つむぎは大島本島の中の第二次産業の基幹でございます。そういう意味で、やはり県も地域の方々も何とかしてこれを伸ばしたいという形でいろいろの御苦労をなさっております。 一つは、やはり技術の改良といいますか、そういった点でのいろいろの施策なりあるいは後継者の育成という問題があろうかと思います。
○茜ケ久保重光君 昨年十二月十五日から十八日までの四日間、宮之原委員長、川原委員、原田委員、栗林委員と私茜ケ久保の五名は、鹿児島県及び宮崎県における建設事業並びに建設諸計画の実情調査、特に奄美群島の徳之島、大島本島の振興開発計画に係る事業について調査いたしました。
もう一つ観光開発について申し上げますと、亜熱帯性観光資源の開発利用のために観光地帯整備五カ所、路傍植栽を大島本島につきまして実施いたしております。こういった事業などによりまして群島の住民の方々の生活水準、群島におきます施設整備の水準はかなりの向上を示しているんではなかろうかと思うわけでございます。
与論島——いろいろこうあるですわね、たとえば沖永良部島には第四種漁港もある、あるいは大島本島にも二つある。しかしながら、徳之島という三町あって、人口三万という大きな島の中には、漁港らしい漁港はない。少なくともやはり、ここらあたりを拠点にした本格的な漁港づくりをしてもらわぬことには、それこそ水産業の振興といっても、肝心かなめの港がないんではどうにもできませんよ、これ。
○政府委員(佐藤順一君) 水資源の重要性と、それからまた水資源の現在の問題点については全く御指摘のとおりでございまして、私ども承知しておりますところでございますが、奄美群島はせっかく多雨地帯でありながら、降雨は梅雨期や台風時期に集中しておりまして、加えて地形、地質の特殊性——ここで二つほど例を挙げますと、大島本島と徳之島におきましては、地形が急峻で、しかも河川の延長が短いために降雨後直ちに海へ流出しておる
大島本島を除く各島は入り江に乏しい島であることから、気象状態によって基幹的港湾に定期船が接岸できないことがありまして、最近では五十二年九月の台風九号、沖永良部台風といいましたが、通過後もなお十日間、沖永良部島の和泊港に船舶の接岸ができず、災害用の緊急物資や緊急輸送に大変支障を来してまいりました。
○佐藤(順)政府委員 ただいまお話のございました具体的なものについて申し上げますと、名瀬市と徳之島町におきましては、畑地帯総合土地改良と、それから水道水の水源開発施設整備、こういう観点からいたしまして多目的のダムを建設中でありますほか、昭和五十三年度におきましては、大島本島の北部の農業用水資源開発調査などが実施されているわけでございます。
たとえば大きな島の徳之島と大島本島はそれは裏港的な性格を持たせた漁港、あるいは徳之島みたいに平土野港という地方港湾がありますわね。そうすると、今度のやはり災害の中で、私どもも行って一番痛感したのはその問題なんです。
なお、沖永良部等ではたばこの栽培、ユリの栽培などその島特有の産業振興の方向が見られつつあると言われますが、徳之島、大島本島だけに生息するハブの存在は農業振興を阻むものだと言われています。 漁業については、せっかく豊富な漁場を近海に控えながら漁港施設や避難港が完備されていないため水産業不振の原因となっていると言われています。
大島本島の七市町村中五つの市町村議会が反対の決議をしています。名瀬の市議会、それから大和村の議会、笠利町の議会、瀬戸内町、竜郷町、これが反対の決議をしております。
ておられますですから、その方々を中心にしていろいろお聞きをいたしたいと思いますが、まず、その第一は、御承知のように、奄美が隔絶をしたところの外海離島でありますだけに、それぞれの島内におけるところの道路、港湾、空港、さらには通信網の整備ということはきわめて重要な点だと思うのでございますが、まずその道路の問題でございますけれども、私はやはり五年後には、少なくとも道路網を整備拡充をして、各島々は一時間、あるいは大島本島
○宮之原貞光君 それで、私はその際にも、それならば鹿児島とこの沖縄の間にずうっと点在をするところの大きな島々ですね、言うならば種子島−屋久島−大島本島−徳之島−永良部−与論という、言うならば一直線上に並んでおるところの島島、しかも幹線道路として整備されつつあるところの島、そのことを考えれば、国頭から、辺土岬から、その島々の一番その島の主要道を通って、幹線道を通って、ずうっとこう結ぶものが点々とあっても
大体、大島つむぎ産地の概況について御説明申し上げたいと思いますが、大島つむぎは、大島本島それから徳之島、鹿児島県を中心に、その事業者の数約四千企業でございます。織機の台数が約二万四千台を擁するわけでございます。年間総生産高八十四万三千反、生産額で申しますと、二百七十億円。他に産業の少ない奄美群島では非常に重要な産業でございます。
主として大島本島の視察であったわけでありますが、ずっと車で回りまして、おそらく基幹道路でありますから国道だというふうに思っていたのでありますが、主要地方道であり、県道だというお話でございました。そして二十年間の計画事業の中で、おそらく基幹道路くらいは舗装済みになっているのだと思ったところが、未舗装部分がかなりあるわけであります。
行ってみて、大島本島は七割くらいが山地ですね。そういう意味では林業というものが占めている位置はたいへん大きいのだろうというふうに私は思っております。見ますと、確かにスーパー林道といいますか、基幹林道が中間部に開発をされたようであります。しかしまだ未開発の林業資源が三割ないし四割くらい、林道の整備ができていないために眠っているというふうな話も聞いております。
被害率は、台風がある、干ばつがあるということでかなり出ておりますから、そういう被害の、たとえば返還時の前に行ったときには、奄美大島、本島よりも先島の干ばつがすごかったのです。サトウキビや何かの多年性作物が枯れてしまって、サトウキビはあの干ばつで枯れると、多年性作物ですから二年間の被害になるわけですね。翌年も収穫できませんから、植え直す。
これも御指摘のように、大島本島の背骨になっております一番中心の主要地方道が奄美群島の振興事業の対象外になっておりまして、奄美にいらっしゃいます方々の印象では、これが一番おくれているということになっております。
なお道路につきましては、大島本島の背骨になっておりますような道路が、実は奄美群島の振興事業の外になっていまして、主要地方道ということで、通常のベースで建設省が補助をして、県が執行するということになっておりますが、これが非常におくれているわけでございます。
○原田立君 奄美大島の、いわゆる大島本島の基幹道路が五ヵ年計画の外にあるので、自分のほうの取り扱い外である、こういうふうなお話がありました。それも十分承知しているわけです。承知しているのだが、どうも承知しきれないのが、いわゆるおくれというやつですね。大体もう終戦後十何年間も米軍の施政権下にあって、たいへん苦労してきました。