1972-11-06 第70回国会 衆議院 予算委員会 第3号
そういう意味で向こうもさすが、これは私たちの判断を求める前に御自身たちでおやりなったらどうですかと、こう大岡さばきをやったわけでございますから、これは提案者が承諾をすれば、政府が当然前向きでこの問題に対処しなければならぬことは言うをまちません。そういう意味で、双方がこれを受け取ったということでございます。
そういう意味で向こうもさすが、これは私たちの判断を求める前に御自身たちでおやりなったらどうですかと、こう大岡さばきをやったわけでございますから、これは提案者が承諾をすれば、政府が当然前向きでこの問題に対処しなければならぬことは言うをまちません。そういう意味で、双方がこれを受け取ったということでございます。
そういうことでございまするから、届け出制になりましても、地方地方によりまして特殊な事情もございまして若干問題になったところもございますけれども、そういうところはほんの例外的なことでございまして、大部分の場合にはうまく、大岡さばきといいますか何といいますか、調整協議会の場で適当に折り合いをつけてやっておるということでございます。
現在の司法制度において、大岡さばきのような江戸時代と同じような裁判ならばともかくも、新しい時代にふさわしい司法制度というものが当然考えられなければならないと思うわけでございますが、こういうように、現在におけるいろいろな裁判の長引いているその大きな原因はどこにあるのか、その点についてお尋ねしているわけでございます。
こういう問題は、大岡さばきでは納得できません。まあまあ話では、納得できません。その辺を明確にお答え願いたいと思う。
そしてあの三方一両損というのは、ここで落語の話じゃありませんけれども、大岡さばきで、八さんと熊さんの、三両落ちておった、おれはもらわぬという意見で、大岡がこれを、おれが預かりおく、そして八さんと熊さんに二両ずつ渡した。
法律一点ばりでやっているから警察はきらわれるのであって、住民感情と合った、いうならば昔の大岡さばきみたいな形で、一応法律はこうあるのだが、ここの慣習はこうだからこういうふうにしたほうがよろしいのだという、かなり幅のある警察行政が望ましいのであって、それが忘れられて、そうして警察権力だけの警察行政にだんだんなりつつあるのではないかと考えられる。
御承知のように構成員の資格問題で前田義徳会長たいへん苦労されまして、先般大岡さばきをされまして、あれでどうやらすべり出したようでありますから、一応その問題を議論しておりますので、そこらの議論の半ばに差しはさむにはちょっとこちらもまだ準備不足でございますから、私の任期中にそれができるかどうかは別として、価値ある課題としての検討をやってみますということでお答えを終わりたいと思います。
○国務大臣(原田憲君) 三方一両損というのは私がよく大岡さばきということで使われておることばを使ったのが始まりだったと私は思っております。そこですぐこれを訂正いたしまして、これは損ではないので三位一体でよくしようということである。こういうことでそれ以後三位一体ということばを用いて御質問に答えておるわけであります。
それをわかりやすく言うならば、日本には大岡さばきで三方一両損ということばがあるものだから、私はそのことばを使って本会議で言ったら、それから公明党の沖本さんでしたか、質問のときに、運輸大臣は三方一両損と言ったけれども、そうじゃないのじゃないか。これは「ダイヤモンド」かなにかで、三方一両損というのを学者が使っていましたよ。運輸大臣が言ったのはおかしいと。
ですから、この交通取り締まりというのはある程度、場合によっては大岡さばきというようなことも必要なんでありますから、実際にドライバー、運転手の苦労というものを身をもって体験した人でなければそれは不適当ですよ。子供を持たない者に子供のことがわかりますか。これは親子の関係でわかるのです。
これは新造語じゃないかと思うのですが、参考人さんの御意見であれば私、伺っておきますが、三方一両損ということは、大岡さばきに出てくる話でございますから、聞いたこともございます。また、運輸大臣が最近、三方一両損をやめて三位一体論をやっている。これは私も承知しておりますが、三方損というのは初めて伺ったわけでございますが、これはこれでとどめておきます。
しかし、これは伝家の宝刀でございますので、それに至りますまでの間に各通産省の原局あるいは中小企業庁も入りまして、事実上の行政指導によって生産量あるいは設備のやり方、増設等について条件をつけるというようなことで、これは行政指導でございますから、事実上の大岡さばき的な指導をするということでございますが、そういうことでやりたい、こういうふうに考えております。
そこまでいかないで、通産省の原局と中小企業庁が一緒になりして、両者の業界を行政指導いたしまして、いわば大岡さばき的なところで、消費者にも迷惑をかけない、中小企業者にも非常な影響を及ぼさないというようなところで行政指導しながら進んでいく、というような状況でございます。
そういうような大岡さばきというか、三方一両損みたいな方法で解決の方法はないかと思うのですが、これに対して答弁のできる方、やってもらいたい。三者やってもらいたい。ほかに、交換分合で、京都府内に工科大学の敷地をあっせんする御意思はないか、市及び府からお答え願いたい。
そこで藤林さんのあっぜん案は、御承知のごとく法律のたてまえもくずさない、つまり現在職にある人を役員の一人にして、そしてその役員と交渉の結果協約をするというのでありますから、まあ両方の顔をと申しますか、立場を立てたというのであって、私は全面的に組合側の要求が通るとか通らぬとかという性質のものでなく、まあ適当な大岡さばきだと思います。
しかしただ聞いた範囲ではまことに巧妙な、私は大岡さばきだと思って聞いてまいりましたが、この点は実は参考になりますので、大蔵省としても御調査の上、御報告を願えればけっこうだと思います。 私はこれで終わります。
○岡委員 ほんとうに御説の通りで、これは保険会社も無理な損をして破算をしてもらっては困るし、原子力を導入して運転する会社も破算してもらっては困るし、特に、万一の場合に多数の国民の損害がそのまま放任されても困るという、三者三すくみをどうさばいていくかというところに、特に我妻先生の大岡さばきを私たちは期待をしておるわけなんでございます。
簡易裁判所を設けた当時は、比較的軽微な事件について、むしろ大岡さばきをやるというようなことで、しろうとの判事でもよろしいということで特任判事という制度も置いたと思うのです。ところがだんだん今日では、昔の区裁判所と同じような格好になって参ったと思うのです。そうなりますと、特任判事の問題が非常に大きな問題になってくると思うのです。
そういう法律にしろうとの裁判官によって期待したのは、軽易な事件については大岡さばきをやらせようとしたのでありましょうけれども、それがいろいろな弊害を生んでおります。こういう法律にしろうとの裁判官がやった裁判に、いろいろな弊害が生まれまして、世論といたしましてもいろいろな批判を受けております。
将来判事あるいは検察官として大いに活躍してもらいたいというような方については、試験を通った後において、さらに二年間の修習が国家の施設として行われるというようなことになっておるわけでございますから、ただ単に常識的な大岡さばきをするような者が、あるいはまた他の行政官として適当であるような者が、将来法曹界において活動するというようなことにはならないわけでございまして、これらの点は試験制度とあわせて十分に行
双方の主張を十分聞きまして、三方一両損と申しますか、大岡さばきができそうだと思います。このくらいの夢を持たなければ、今の日本が国連に入ったといって自分一人で喜んでおっても意味をなきぬと思います。私は国連に入った日本が、真剣になって統一の努力をすべきだと思う。失敗したからといって恥かしくはありません。