1958-07-10 第29回国会 衆議院 国土総合開発特別委員会 第3号
また一面、これは農林省が中心でありますが、昭和二十九年に閣議決定を受けた大山出雲特定地域総合開発計画というものもあるわけであります。また現在農林省が中心に行なっております中海干拓並びに淡水化計画というものがありまして、これには本年度二千四百万円の調査費がつき、地方においては、おそらく来年度あたりからでも工事に着手してもらえるのではないかという希望を持っておるわけです。
また一面、これは農林省が中心でありますが、昭和二十九年に閣議決定を受けた大山出雲特定地域総合開発計画というものもあるわけであります。また現在農林省が中心に行なっております中海干拓並びに淡水化計画というものがありまして、これには本年度二千四百万円の調査費がつき、地方においては、おそらく来年度あたりからでも工事に着手してもらえるのではないかという希望を持っておるわけです。
鳥取県及び島根県は、右の中海宍道湖総合開発計画を、大山出雲特定地域総合開発計画に追加することを要望しており、むしろ、この中海宍道湖総合開発計画こそ、大山出雲特定地域総合開発計画の根幹となるべきものとして、全体計画を修正することの必要を指摘しております。
ここでいわゆる大山出雲特定地域総合開発計画の概要について説明を受けましたが、その詳細は時間の関係上省略することといたしますが、要するにこの地域は二十六年十二月に特定地域の指定を受けており、閣議の決定を経た計画によれば、総事業費百九十六億六千九百万円、うち鳥取県分は九十九億二千六百万円であつて、治山、砂防、河川改修、潅漑排水、干拓、林道、造林、酪農、発電等原始産業を中心とする一大総合開発をねらうものであります