1994-02-09 第129回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第1号
最近ようやく大学院留学生の一部定員化が東京工業大学と東京農工大学で実施されましたが、これを急ぎすべての大学に広げるよう政策を変更していただきたいと切望いたします。 留学生受け入れに関する抜本的な政策論議が必要だと申し上げる第二の理由は、留学生を留学生集団として扱う時代は既に過ぎたからです。
最近ようやく大学院留学生の一部定員化が東京工業大学と東京農工大学で実施されましたが、これを急ぎすべての大学に広げるよう政策を変更していただきたいと切望いたします。 留学生受け入れに関する抜本的な政策論議が必要だと申し上げる第二の理由は、留学生を留学生集団として扱う時代は既に過ぎたからです。
私どもといたしましては、大学院留学生を含めまして、学部留学生など留学生全体の受け入れの体制を整備しつつあるわけでございますが、やはり大学の教育指導体制の充実が大事だということで、現在は留学生数の多いような大学や大学院につきましては、専門教育教官を特別に配置する等の措置を講じて、大学や大学院の留学生受け入れ体制の充実に努めてきておるわけでございます。
各国との学問、文化、研究者の交流などを含めて考えますと、特に大学院留学生をどう充実させるかということと極めて深い関係があるわけであります。これから人員はどんどん拡大していかなくちゃならぬわけですが、これについて特別な措置を考えていますか。