2019-04-24 第198回国会 衆議院 文部科学委員会 第12号
これは、本来であれば法科大学院段階で身につけるべき実務の教育が、実際には法科大学院がそれに値するような教育がなかなかできにくかったということで、司法修習にしわ寄せといいますか、司法修習の方でよりしっかりとした教育を受けさせないと、実務家として必要な知識や能力が身につかないということなんだと思います。
これは、本来であれば法科大学院段階で身につけるべき実務の教育が、実際には法科大学院がそれに値するような教育がなかなかできにくかったということで、司法修習にしわ寄せといいますか、司法修習の方でよりしっかりとした教育を受けさせないと、実務家として必要な知識や能力が身につかないということなんだと思います。
さらに、大学院段階では、専門職大学院において理論と実務を架橋した人材養成に取り組んでいるところですが、多様化する社会のニーズを的確に踏まえた教育プログラムを必ずしも提供できていないなど、指摘があります。 そのため、今後は、企業や自治体等の関係者の参画を得て教育課程の編成を行うことにより社会との連携を一層強化するなど、より実践的な教育を推進していきます。
ただ、この制度につきましては、その後様々な議論がございまして、教員等の確保策としての意義が薄れてきたという御指摘や、あるいは特定の職に対してのみ優遇することへの不公平感の観点などから見直しが行われまして、大学段階では平成十年度入学者から、大学院段階では平成十六年度採用者から廃止されたところでございます。
○政府参考人(吉田大輔君) 御指摘の理工系プロフェッショナル教育推進事業は、その目的でございますけれども、成長の核や基盤となる産業を牽引していくために必要な知識、技術の確実な習得を図るべく、産業界からの大学に対する教育内容の要望、あるいは実践的な課題の提供、さらに産学の人事交流など、大学と産業界が密接に連携しながら、学生の入学段階から大学院段階までを見据えた一貫した職業教育システムを構築する取組を想定
二十五大学で八百十五人が現在学んでいるところでございますが、今後拡充が見込まれているところであり、大学院段階で学べる環境の充実を図っているところでございますので、さらに今後、現状を見極めながら、これは、大学院までつくるというと、それぞれの大学がこれからどのようにしたらいいかといろんな様々な動きも出てきたり、少子化の中で六年生まで全員が学ぶ必要があるかということなども出てきますので、慎重に検討する必要
したがいまして、平成二十三年度の概算要求、要望におきましては、高校生に対する給付型の奨学金の創設、それから大学、大学院段階におきましては、各大学等が実施する授業料減免の拡大への支援と。実は我が国は、昭和五十七年のときの例えば国立大学の授業料減免というのは一二・五%でございましたが、それからずっとこの授業減免について下がってきております、率が。
その結果、平成十九年度現在で、学科、専攻の名称に原子力という言葉をつけております大学は、学部段階で一校、それから大学院段階で五校というふうな状況になってきているということでございます。
教員養成につきましては、昨年七月の中教審答申の基本的な考え方は、学部段階で教員として必要な資質能力を確実に身に付けていただくとともに、大学院段階でより高度な専門性を備えた力量ある教員を養成をするという考え方でございます。 そこで、まず学部段階の改善でございますけれども、一つは、教職実践演習の新設、必修化ということでございます。
○伊吹国務大臣 いろいろな原因で起こっておりますから、そして、一つはやはり研修医と、それから大学院段階の医師が、医師の免許を持って、研究のために使われているのか、業務のために使われているのか、事務の手助けのために使われているのか、これがわからない。そういうところから大学病院が敬遠されて、結果的に大学病院の穴を埋めるために、特に大学院以上で地方に派遣している人を引き揚げているという現象ですよね。
これは、学部段階で養成される教員としての基本的な資質、能力を前提に、大学院段階において力量のある教員を養成するための新たなルートとして創設を計画しているものでございます。
そして、国際的に見ましても、やはりこういうプロフェッショナルの養成というものは、ほとんど大学院段階で行っているというのが現状でございまして、日本のように学部修了でプロフェッショナルになっていくというのは、やはり国際的に見た場合には異常なシステムだということもございます。
いずれにしましても、既にほかの分野で一部先行しているんでございますが、日本でいろいろな分野の専門家、プロフェッショナルを養成するための仕組みを、学部段階だけではなくて、しっかりした大学院段階でやるべきではないかというのが中教審でいろいろ議論されてきた結果でございまして、そのプロフェッショナルスクールの一環としてこの法科大学院も構想されているのでございます。
それから、大学院段階の教育においては、研究者の養成が主な目的とされてきたために法律実務との乖離が指摘されるなど、必ずしも高度専門職業人としての法曹を養成する役割を果たしてきたとは言いがたいこと。
今後とも、各都道府県の精神保健福祉センターの機能の充実や、大学院段階で心理学に関する高度な専門的な学習と実践を積んだ臨床心理士の養成や研修の推進を図るなど、関係者の声にも十分に耳を傾け、対策の充実に努めてまいります。 日韓関係についてでございますが、私は、できるだけ早い時期に韓国を訪問し、金大中大統領と忌憚のない意見交換を再び交わしたいと思っております。
また、各大学がそれぞれの理念に即しまして最もふさわしい組織編制を大学院段階で取り入れていくことによりまして、近年の急速な学術研究の進展による研究の高度化への対応と、それから大学院における教育の質的向上がそれぞれ適切に推進できることを期待しているものでございます。
また、各大学が、それぞれの理念に即して最もふさわしい組織編制を大学院段階で取り入れていくことによりまして、近年の急速な学術研究の進展による研究の高度化への対応と、大学院における教育の質的向上とがそれぞれ適切に推進されることを期待しているわけでございます。
○中曽根国務大臣 今までは、大学院段階の組織として、委員が御承知のとおり、特定分野の教育活動と研究活動を一体的に行う研究科が置かれていたところでございますけれども、最近、急速な学術研究の進展、それから大学院におきます教育の質的向上の必要性等を踏まえて、研究組織と教育組織を分離した方がいい、そういうような考え方から、今回研究部と教育部に分けることになったわけでございます。
今回の法案におきましては、社会に開かれた全学的な組織運営体制を確立するとともに、柔軟な教育研究組織の編制を行い、学術研究や社会の変化に対応した教育研究を展開するという筑波大学の創設の理念を踏まえ、学内の諸機関の役割分担の明確化や運営諮問会議の設置など、学長を中心とした大学としての責任ある意思決定と実行が可能な仕組みを整備するとともに、大学院段階においても、各大学の教育研究上の要請に適切に対応し得る柔軟
○政府委員(佐々木正峰君) これまで学部が大学の基本的な構成要素と考えられてきたわけでございまして、このことは引き続いてのことでございますが、近年、大学院を設置する大学の中には、学部段階から大学院段階へ比重を移し、研究科が大学の構成要素として相当の実態を有するに至っているものがございます。
○佐々木政府委員 大学院段階の教育といたしましては、例えば授業、研究指導の柱としてケーススタディー、フィールドワークなどを取り入れることにより、実践性を担保するカリキュラムをまず工夫する必要があるだろうと思います。 また、教える教員でございますが、実務経験のある社会人を相当数教員として加えるなど、教員組織のあり方について適切な配慮が必要であるというふうに考えております。
文部省におきましては、これまでも大学院段階において専修コースを設けるなど充実を図っておるわけでございますが、今後、大学院設置基準の改正などを通じて、法律実務などの分野における大学院教育の充実を図ってまいりたいと考えておるところでございます。
その上で、学部段階と大学院段階に分けまして、まず学部段階におきましては、初等中等教育におけるみずから学び、みずから考える力の育成を基礎に課題探求能力の育成を重視するとともに、専門的素養のある人材として活躍できる基礎的能力を培うことを基本とする、この点は答申の三十八ページの最初の枠の二行目以下に記されておるところでございます。