2007-11-15 第168回国会 参議院 文教科学委員会 第3号
まず、御指摘の大学院の重点的な整備でございますが、委員御指摘の平成三年の答申を踏まえ、他の先進諸国と比較しますと、学部学生に対する大学院学生の比率や人口千人当たりの大学院学生数が小規模であるという認識に立ちまして、ただいま大臣から答弁申し上げましたように、研究者のみならず社会の多様な方面で活躍し得るような人材の養成を図るために大学院のまず量的な整備を進めるということとともに、まずその量的な整備に伴って
まず、御指摘の大学院の重点的な整備でございますが、委員御指摘の平成三年の答申を踏まえ、他の先進諸国と比較しますと、学部学生に対する大学院学生の比率や人口千人当たりの大学院学生数が小規模であるという認識に立ちまして、ただいま大臣から答弁申し上げましたように、研究者のみならず社会の多様な方面で活躍し得るような人材の養成を図るために大学院のまず量的な整備を進めるということとともに、まずその量的な整備に伴って
具体的に申し上げますと、大学院修了者に対する需要動向ですとか、あるいは社会人のリカレント教育に対する意欲、それから留学生の受入れの動向、こういったものを総合的に考えて、平成十二年度時点における我が国の大学院学生数の規模につきまして、全体としては少なくとも当時の規模の二倍程度に持っていこうと、拡大をするというようなことが必要であると、こんなふうに提言をされまして、現実問題として、実際に平成三年度の約九万八千人
そこで、欧米先進諸国並みの大学院学生数の確保を図るという量的な拡充の観点から、例えば二〇一〇年に在学者数三十万人を目標とするなどの具体的整備目標について御検討をいただきたいということ、さらに、国公私立大学の役割分担あるいは授業料のあり方などについても御検討をいただきたいということでお願いをいたしております。
さらに、量的な面で申し上げますと、日本の大学院は人口千人当たりの大学院学生数で〇・九人相当でございますけれども、欧米の主要国におきましてはそれが二・六人から七・二人になっておりまして、けたが違っているわけでございます。 このように日本の大学院の規模が小さいことには幾つかの原因がございます。
ここにおきましては、今後におきます大学院修了者に対する需要動向についていろいろ検討したわけでございますが、いずれにいたしましても、大学院修了者の割合を大幅にふやしたいということでございまして、具体には、平成十二年度時点におきます大学院学生数の規模につきまして、少なくとも現在の規模の二倍程度にまで拡大することが必要だ、こういう答申をいただいておるところでございます。
御指摘ございました国際比較にいたしましても、ちょっと申し上げさせていただきますと、人口千人当たりの大学院学生数という指標で見ますと、我が国は〇・七人であります。千人当たりの大学院の学生数はアメリカが七・一人、イギリスが二・二人、フランスが二・九人ということでございまして、諸外国に比べて大学院の量的な規模も非常に小さいという状況にあります。
わが国の場合には、学部が非常に大きく、したがって、大学院学生数というものを比率で見ますと大変低いというのが実情でございます。
○山崎(拓)委員 いまのお話によりますと、定員を大きく大学院学生数が割り込んでおるということなんでありますが、一つには、いま大学院卒業者に対する社会的な評価といいますか、特に社会科学系統、人文科学系統の大学院卒業生に対する社会的な要請というものがきわめて低いというところにもあるのではないかということが考えられるわけなんですが、その点いかがですか、大学局長。
アメリカあたりで、先年、ソ連と比較して技術家が非常に不足するという問題が起こったことがございますが、その場合も、論議の焦点は、工科系の大学院学生数といったことの比較が非常に問題になっていたわけでございます。