2010-02-24 第174回国会 衆議院 法務委員会 第2号
私は、二年前まで大学にずっとおりまして、その間、若いときはアメリカに研究員として招聘されたり、あるいは、大学在職中は留学生の受け入れ等々の業務にも携わってまいりました。また、退職後は財団に関係しておりまして、併設の日本語学校、そこで、特にアジアの方から来られる就学生が在留資格交付申請等々で大変苦労なさっていることを間近に見てまいりました。
私は、二年前まで大学にずっとおりまして、その間、若いときはアメリカに研究員として招聘されたり、あるいは、大学在職中は留学生の受け入れ等々の業務にも携わってまいりました。また、退職後は財団に関係しておりまして、併設の日本語学校、そこで、特にアジアの方から来られる就学生が在留資格交付申請等々で大変苦労なさっていることを間近に見てまいりました。
私が東北大学在職中によく言っておりましたのは、これを模範としてほしいと。そのためには、先生方には二、三割は余計働いてもらわなければいけない、両方やるわけでございますから。ただし、その結果として得られるものは二倍、三倍ではききませんよ、二十倍、三十倍の成果が得られるんですということをよく申し上げていたところでございます。
そのうちの一例は、今から十二年前に米国から送られてきた腎臓を私が東京女子医科大学在職中に移植した患者で、現在、完全社会復帰を果たしております。米国で脳死下に腎臓が提供され、我が国で移植されるまで約二日間かかっております。これがもし心停止下で提供されていれば、このような長い保存期間では移植された腎臓はまず機能しません。
全部教授会決定事項であり、教授、専任教員が全部参加しなければいけないというので、私は自分のマスプロ私立大学在職時代に、一体おれは何回二月から三月にかけて教授会でこのことに——そんなもの休んだら大変なことになりますから、テレビに出てなくてもテレビに出たろうなんて言われるわけでありまして。自分で私は統計をとっておりまして、自分の教授会の中で一番欠講率、休講率の少ない教授であろう。
私は大学在職中、余りこの委員会の記録というようなものは読んだことがございませんので、自分の反省を込めて、ひとつ文部省の方でもそういう働きかけも必要じゃないか、こう思います。これは余談でございますが、少し感じたことを申し上げたまででございます。 本題に入りますが、今回の改正に対しまして大学を含む教員養成機関の中には今もなお、反対あるいはこの改革に対して疑問視している大学もあると思います。
事実、私が大学在職中に入学試験の成績を見ますと、医学部の一番おしりで通った者は工学部の一番をはるかに超えているという点数を持っております。また、工学部で一番おしりになった者も理学部において同じように非常に上位の成績を占めるということになっているわけで、この傾向は各大学共通であろうと思うのですが、大体そういうものでしょうか。局長、どうお考えになりますか。