1985-09-20 第102回国会 参議院 決算委員会 閉会後第3号
それで、私がことしの七月に調査した千葉県の大多喜病院でもそういう問題があると、こういうふうに見ているのですが、八月二十日の朝日新聞によると、同意入院制度を悪用して、いわゆる適正な手続を抜きにして四人も不法入院をさせている、こうなる。適正な手続を経ないで入院している人に対して医療費がおりていくということは、これは不法だと私は思うんですね。間違っていると思うんですよね。
それで、私がことしの七月に調査した千葉県の大多喜病院でもそういう問題があると、こういうふうに見ているのですが、八月二十日の朝日新聞によると、同意入院制度を悪用して、いわゆる適正な手続を抜きにして四人も不法入院をさせている、こうなる。適正な手続を経ないで入院している人に対して医療費がおりていくということは、これは不法だと私は思うんですね。間違っていると思うんですよね。
また、さきの千葉県の大多喜病院、また、これからずっと私どもが問題にしていこうと考えております名古屋の紘仁病院といい、それぞれ不法入院あるいは同意入院制度の乱用などがあり、そういうところでは必ずといっていいほど患者に対する暴行、それに伴う致死、傷害、医療過誤による死亡などがあるんですね。そういう意味で厚生省だけの対応ではどうしても医療という面ですからそれに対する解決ができない。
また、それから千葉の大多喜病院の暴行致死容疑もあって警察にお願いをしております。国内ばかりでなく国際的にもこうした問題の関心が集まっておりますので、今後一層公正で厳正な処理をしていただきまして、できるだけ早くこの事件の解明をお願いをしたいと思うんですが、改めてひとつここで答弁をいただいておきたいと思います。
○本岡昭次君 それから、関連して、質問通告していなかったんですけれども、千葉県は大多喜病院に対して医療監視をずっとやっているんですが、その中で連続改善命令を出していますが、それはどういう内容ですか。私は本来このことも出てこなければいかぬと思ったんですが、これを出していないわけで。
○本岡昭次君 この昨年の宇都宮病院事件のほとぼりが冷め切らないうちに、今度は千葉県の大多喜町で医療法人社団白百合会大多喜病院において、これまた入院患者に対する暴行致死の疑いと不法入院問題が表面化しております。これについて政府はどう受けとめるのか、これはひとつ国家公安委員長に伺っておきたいと思います。