1984-05-18 第101回国会 衆議院 建設委員会 第8号
建設省にいたときには既に建設省からの退職金をもらっておるわけだから、大変退職金が多いという形で批判されてきた。こういうものについてはちゃんと考えるという形になっているのにちっとも考えられていない。だから、仮に今の大塩洋一郎総裁が任期でおやめになる場合においても、同じような計算ができるということになると、何のために決議をしたかわからない。こういう問題についてはどういうふうに考えられますか。
建設省にいたときには既に建設省からの退職金をもらっておるわけだから、大変退職金が多いという形で批判されてきた。こういうものについてはちゃんと考えるという形になっているのにちっとも考えられていない。だから、仮に今の大塩洋一郎総裁が任期でおやめになる場合においても、同じような計算ができるということになると、何のために決議をしたかわからない。こういう問題についてはどういうふうに考えられますか。
幾つもやると、それはだんだん、これも二年やって、これがまた二年、これがまた二年というようなことで、大変退職金かせぎみたいになってきたという弊がございます。まあ役人の言葉で言うと渡り鳥だとかなんとかといいますが、私も最初わからなかったのです。しかし、そういうことはまずいと思うのです。役人であろうが民間人であろうが、適材適所を求めるということは結構なことでございます。
その六十五とか四十五というもので計算をいたしまして、大変退職金が高いではないか、多いではないかということが世の指弾を受けておったわけでございますので、もしその点を改正するとするならば、既得権益を全部まるまる守っている、これからのやつは若干修正しましたということでは、世の批判にこたえたことにはならないのではないでしょうか。