そんな思いを含めて申し上げたいことは、林業は大変冬の時代が長かったということであります。いわゆる昭和三十年代、四十年代に伐期を経て、その後植林をいたしましたけれども、伐期から遠いわけであります。その間、外材が入ってきて、林業はもうからない産業ということで大変多くの方が御苦労されましたし、林業をなりわいにされた方が林業を後にいたしました。そんな流れを経て今に至っているわけであります。
抜本的再建計画というふうにタイトルが打たれていたようでございますが、しかしながら、私にはどこが抜本的なのかということ——今百貨店業界は大変冬の時代でございます。個人消費の冷え込みに加えまして、一方で業態の変化が実際には出てきている。消費者の嗜好というのもどんどん変わってきている。そしてまた、百貨店がいつの間にか不動産屋さんのように、テナントのための、そういう業態を選んでしまったところもあられる。
大変冬の厳しい日本海の荒天下で起こった事故ということで、海上保安庁でも、当然二十四時間の当直体制で、必要な救助活動あるいは防災活動を行うわけであります。
ことしも大変冬は暖かかったけれども、このごろになってまた寒い。三日ほど前に会津に参りましたら、もう目の前の山が雪で真っ白に覆われているという状態があるわけでありますから、そういう状態を考えますと、やはりこの超過累進方式の制度というものは残してしかるべきではないのか、こういうふうに私は思うのであります。
○前川旦君 経企庁長官、大変冬が寒くて野菜が値上がりしたのがあの大きな影響を及ぼしたと。これは季節的な要因というのは、われわれは余り言いわけに使っちゃいけないとお互い思うので、問題は公共料金の値上げですね、これが非常に大きな影響を及ぼしましたね、そうおっしゃった。そのとおりだと思います。そうすると、五十二年度についてはどういうふうにお考えになりますか、公共料金の問題、どうとらえますか。