2016-12-12 第192回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
鉱業権もそうですが、鉱業権も実は、当時は石炭だったわけでありますが、今はあの辺はメタンハイドレートの宝庫とも言われていて、大変ロシア側も関心を持っている地域になっておりますし、不動産についても暫定扱いのままになっている。 それは領土問題と一体だと言うかもしれませんが、ここで七十年も経過しちゃっている人たちがいるわけですよ。それはまさに日本政府の責任だと私は思うんですね、その人たちに対して。
鉱業権もそうですが、鉱業権も実は、当時は石炭だったわけでありますが、今はあの辺はメタンハイドレートの宝庫とも言われていて、大変ロシア側も関心を持っている地域になっておりますし、不動産についても暫定扱いのままになっている。 それは領土問題と一体だと言うかもしれませんが、ここで七十年も経過しちゃっている人たちがいるわけですよ。それはまさに日本政府の責任だと私は思うんですね、その人たちに対して。
一遍にそこまで進まないにしても、東アジア共同体という構想があり、それに向けて東アジア・サミットが例えば今年開催をされるということで、やっぱりこの発展する地域、アジアにロシアがどうかかわりを持ってくるかということは、私は大変ロシアの国益にとっても大きな意義があると思います。やはり、当然、彼らはヨーロッパの一員であるかもしれない。
報道で質問をするのは大変申しわけないのでありまするけれども、大変ロシアの情勢を象徴しているように、プリマコフ首相が解任をされたのであります。今も申し上げましたように、ロシアは、NATOによるユーゴスラビア空爆問題の調停役を果たしているわけでありまするけれども、内政混乱で調停工作の失速が懸念をされるのではないのか、そういった心配もございます。
ただ、また袴田教授は、御案内のように大変ロシア問題に精通をされておりますし、若干余談になるかもしれませんが、お妹が現在ロシアの中小企業委員会の議長ということでございまして、私も、時に教授の御意見等を拝聴し、参考にさせていただいておるところでございます。
それから、またソ連の文献もございまして、これはこの専門家会議のメンバーであります、また座長もしていただきました坂部博士が大変ロシア語に堪能でございまして、原文をお読みいただきまして御検討いただいたわけでありますが、ここでも多少どうもフェロアオイ工程で問題があるかもしれないというようなのがあったと。しかし、これはなお検討を要するというようなことでございました。