1983-09-28 第100回国会 衆議院 大蔵委員会 第2号
これはこの間から大分この国会におけるハイライトになっているのですが、大蔵大臣、いまの世の中で、軍拡をやっていく結果で軍縮になるという話はどうも——中曽根さんはロンとヤスで大変レーガンの考え方を強く言っておられるようですけれども、この問題のもとは一体何かといいますと、私は人間の恐怖心だと思っているのですよ。
これはこの間から大分この国会におけるハイライトになっているのですが、大蔵大臣、いまの世の中で、軍拡をやっていく結果で軍縮になるという話はどうも——中曽根さんはロンとヤスで大変レーガンの考え方を強く言っておられるようですけれども、この問題のもとは一体何かといいますと、私は人間の恐怖心だと思っているのですよ。
○野間委員 いまのお話を聞いておりますと、外務大臣は大変レーガン政権の決定を弁護する立場からの答弁であります。しかも、その中でいま私気になったのは、化学兵器についてソ連の優位性といういまの御発言がありました。これはいま初めてではなくて、ことしの予算委員会の中でもいろいろとそういうことを言われております。
大変レーガンの御機嫌取りのようなことは、きょうはもう時間がなくなってしまいましたから十分にこの点について議論できませんけれども、西欧諸国は同調していないと思うんです。
ですから、むしろデタントの方向に持っていくために向こうを挑発してもいけないし、向こうからもさせてはいけない、こういう立場は外務大臣として貫いてほしいし、それから、日本は平和主義の国家ですから、ですから総理大臣もアメリカに行かれたら、その点では大変レーガン大統領とその周辺の人たちの考えとは違うわけですから、やっぱりその立場は堅持していただきたいということを要望しておきます。