1992-04-06 第123回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号
○野田哲君 北米局長、改善の方法があるとすればではなくて、これは現に、先ほど来大城委員も指摘しているし私も指摘しているように、改善の方法というか改善すべき点はあるのですよ。 一画の地域をどうせ返ることがわかっているのを二回も三回も五回も六回もに分けて細切れに返還をする、こういうやり方は改めるべきではないか。
○野田哲君 北米局長、改善の方法があるとすればではなくて、これは現に、先ほど来大城委員も指摘しているし私も指摘しているように、改善の方法というか改善すべき点はあるのですよ。 一画の地域をどうせ返ることがわかっているのを二回も三回も五回も六回もに分けて細切れに返還をする、こういうやり方は改めるべきではないか。
先ほど大城委員にお答え申し上げましたように、政府は基地問題について自主的な立場で判断できない、こういう問題は確かにございます。
○野田哲君 先ほどの大城委員の御指摘がありました沖縄の基地問題について、引き続いて私からも政府側の見解を承りたいと思います。 沖縄県の復帰二十年を迎えて、先般沖縄振興開発特別措置法それから沖縄復帰に伴う特別措置法の延長が決定をされました。沖縄での第三次振興計画を推進していく、特に沖縄に非常に縁のある伊江大臣の今後の御健闘をお願いしておきたいと思います。
私は大城委員の意見に賛意を表します。国民は何にも悪いことをしてこなかったのに一生涯これでは格差だけを引きずって回らなければならない。不満は絶えないでしょう。大城委員は「恐ろしい論理だ」と申されましたが、私はこれこそが強者の論理だと思います。国民の上に君臨しているのです。私は、八重山のマラリア事件もこの沖縄の厚生年金問題も同じ延長線上にある同根の問題だと思っております。
○国務大臣(石川要三君) 今の大城委員の御発言の内容について、私ども全く同感するところは多といたします。ただ、それでは問題の具体的な解決を、今ここに施設庁長官あるいは外務省の方がおりますが、この方では私は解決できないと思います。これはもう極めて高度な政治問題になると思います。でありますから、私個人の問題でも解決できません。
先ほど関連の質問が大城委員からも行われておりましたが、我が党としても改めて政府の具体的検討状況というか、こういったものを確認しておきたいと思うわけですけれども、この点はいかがですか。
○国務大臣(砂田重民君) 大城委員からどうも身に余るお言葉をちょうだいいたしました。私は別にそんなすぐれた人間ではありません。普通の人間でございます。普通の人間であればあるほど沖縄の過去の大変悲惨な歴史を顧みましたときに、沖縄の発展のためにお力添えをしたいと、もう単純にそう思うのは当然のことでございます。そういう角度でお手伝いを、これからも努力をしてまいりたいと決意をいたしております。
○板垣正君 大城委員長、古賀委員、野田委員、飯田委員、吉川委員、柳澤委員並びに私の七名は、去る一月二十六日から二十八日までの三日間の日程で沖縄県に赴き、国の地方支分部局及び自衛隊の業務運営並びに国家公務員制度の実情等について調査を行ってまいりました。
○国務大臣(高鳥修君) ただいまの大城委員の御激励につきましては、まさにそのとおりであると考えておりますので、一生懸命御意向を体して頑張ってまいりたいと存じます。
○久保田真苗君 前回の委員会で、大城委員から沖縄の非常に迫力のある実態をお聞きいたしました。基地というものはどうしてもああいうものなんですね。そうじゃないでしょうか。それは、騒音だとか野鳥がいなくなってしまうとかいうことのほかに、いろいろな米軍とのいざこざがある。事故がある。暴行がある。
それで、先ほども大城委員からもありました特に沖縄の亜熱帯気候、亜熱帯性という立場からも、政府の計画しておられるこのシステムをぜひ沖縄にも候補地域の一つとして指定していただきたい、このことを強く要望するものであります。このことに対する大臣の御所見と、また私の要望をぜひ入れてもらいたいと思うんですが、その面における予算の裏づけがどうなっておるか、お願いしたいわけです。
なお、大城委員、喜屋武委員が現地参加されました。 現地に到着しますや県、市、町を初め地元関係者から農林漁業の実情を聞き懇談を行いましたが、その熱意の高いのに一驚した次第であります。 御承知のように、沖縄県は我が国唯一の亜熱帯地域でありまして、その特性を生かしてサトウキビ、パイナップル、野菜、花卉等を初め肉用牛、豚等の畜産の振興に懸命の努力を続けております。
○大城委員 ぜひ早急な手当てをお願いいたします。 次に、沖繩では一家全滅ということは珍しくないことでございまして、沖繩百万県民が全遺族と言っても決して過言ではない状況でございます。
○大城委員 時間が来ましたので締めくくりたいと思います。 沖繩のらい療養所の施設、内容すべての点において、本土平均までいってないということは明らかであります。それは全国ハンセン氏病患者協議会、あるいはまたそういった療養所を持つところの市町村長会ですか、組織がありますけれども、やはり絶えず沖繩のことが一項目になっておる。早く本土並みにしてくれ、これは本土並みになっていない証拠なんです。
○大城委員 これで終わりたいと思いますけれども、申し上げましたように、沖繩の電話事情は大変に悪いのでございますので、どうかひとつ抜本的な対策を講じて、早く本土並みに歩ましていただきたいことを心から所望いたしまして、質問を終わります。
○大城委員 工事が完成できなかった、進まなかった。土地などの買収についてもいろいろ時間がかかったんでしょうし、いろいろありますけれども、そのほかに大きな原因はございませんか、この数年。お聞きしたいと思います。 〔逢沢委員長代理退席、委員長着席〕
○大城委員 もう少し具体的にお聞きいたしたいわけでございますが、五十四年末に積滞数どのぐらいになり、五十五年末に積滞数どのぐらいになる予想ですか。
○大城委員 それでは質問をかえます。 御承知のとおり、いま核燃料再処理工場の建設の問題に関連いたしまして、奄美大島と沖縄が大変な騒ぎを起こしている状態でございます。この核燃料再処理工場を設置する場合に、その適地条件はどういうふうに考えておられるのか、まず資源エネルギー庁にお伺いいたします。
○大城委員 この日本原燃サービスKK、これが発表したところのスケジュールによりますと、すでにタイムリミットからいたしまして、敷地の選定と申しましょうか、その分についてはほとんど決まってなくちゃなりませんけれども、これは決まってないのですか。
○大城委員 それじゃ、先ほど提示されました条件がかなえば、日本国内で、北であろうが南であろうがどっちでもいいということですね。
○大城委員 次に、中城湾港の建設問題についていささかお伺いいたしたいと思います。 これは調査費がつきまして、また次年度も調査費がついてどんどん調査をしていくと思いますけれども、この中城湾港の位置づけというものについてお聞きいたしたいわけでございます。 沖縄は海の関係で港湾をつくるのに非常に適地だ、こう言われております。
○大城委員 最後に市町村つぶれ地補償の問題でございますけれども、これも國場委員からいろいろ御質問がございました。ただ一言、ちょっと気にかかったのは、その他の市町村道については原則的に市町村がこれを負担すべきであるけれどもと、ちょっとその言葉が私は失礼ですけれども気に食いませんな。これは他県だったら通りますが、沖縄では通りませんよ。だからむずかしいんです、この問題は。
○大城委員 終わります。