1969-07-10 第61回国会 衆議院 決算委員会 第25号
昭和四十三年度あるいは四十四年度の海洋水産資源開発の関係予算といたしましては、たとえば国の大型調査船によりますところの南太平洋の資源の基礎調査、あるいは民間漁業団体が実施いたしますところの北西大西洋、北東太平洋、南大西洋等におきますところの新漁場の開発調査等につきまして、昭和四十三年度以来実施いたしておりますところの国の助成あるいは調査の事業を、四十四年度におきましては一そう内容を充実いたしまして、
昭和四十三年度あるいは四十四年度の海洋水産資源開発の関係予算といたしましては、たとえば国の大型調査船によりますところの南太平洋の資源の基礎調査、あるいは民間漁業団体が実施いたしますところの北西大西洋、北東太平洋、南大西洋等におきますところの新漁場の開発調査等につきまして、昭和四十三年度以来実施いたしておりますところの国の助成あるいは調査の事業を、四十四年度におきましては一そう内容を充実いたしまして、
調査船にしても大型調査船はわが国には四隻しかないわけでしょう。しかも、大学の調査船であって、なかなか全般的には利用できないとか、いろいろなそういうような制限もある。実際に、そういう国が総力をあげて使っていくための、使えるような調査船というものはないわけですよ。
海外漁場の開発につきましては、大型調査船を継続建造いたしますとともに、西アフリカ周辺海域の調査を行ないましたほか、海外駐在員の派遣等に対して助成いたしました。 第十に、農林漁業金融公庫資金の拡充につきましては、引き続き、長期かつ低利の資金の融通を促進いたしましたが、この結果、本年度の貸し付け決定の総額は、約千二百七十億円となっております。
えがありましたむずかしい問題がいろいろ出ておりますけれども、水産庁といたしましては、遠洋漁業につきまして、さらにもっと積極的な姿勢で資源開発を、国民に食糧、たん白を安価に提供するという立場と、漁業自体の経営の問題と、いわゆる食糧政策と漁政と両方の面からやっていくべきであるという姿勢に実は立っておりまして、そのためには、世界の各公海で試験操業並びに調査のできる船がほしいということで、実は昨年三千二百トン型の大型調査船
白書によると、四十二年度には新大型漁業調査船である三千二百トンの開洋丸を建造して、底魚資源の調査を行なったと報告されておりますが、漁業国として長年世界に誇ってきたわが国が、いま一隻の大型調査船を誕生させたというのは、おそきに失したとも思われるのであります。先進国の漁業資源を含む数々の海洋資源の総合的開発と海洋調査に傾けた情熱は、しばしば書籍等によりうかがわれるのであります。
それから、遠洋の深海資源の開発につきましては、国の大型調査船を中心として推進をはかっておりまして、本年度はニュージーランド沖、ニューファウンドランド沖に調査船を出す予定でございます。 大体、以上補足を申し上げます。(拍手) 〔国務大臣中曽根康弘君登壇、拍手〕
海外漁場の開発につきましては、新漁場開発調査のための大型調査船の建造に着手するとともに、オーストラリア周辺海域の調査を行ないましたほか、海外漁業基地における漁船乗組員と現地住民との接触を円滑化するため、海外駐在員の設置に対して助成いたしました。
具体的に来年度予算の構想として実はまだ十分考えを整備しておらないのでございまして、直ちに来年度予算と結びつけてどうこうというお答えをするような検討ができていない段階でございますけれども、私どもの考えだけを申し上げますと、一つには、今年度大型調査船が九月から発足をすることができるわけであります。本年はまだ試験的運航でありますけれども、来年度からはこれが本格的な運航ができると思います。
第一点の大型調査船の性能の問題でございますが、先ほど長官から申し上げましたが、もう少し補足をいたしまして詳しく申し上げます。総トン数が三千二百トンであります。ディーゼル式の電気推進機を備えた最も最新式の船でございまして、大体航海速力が十三・五ノット程度くらいは出せます。
○久宗政府委員 お尋ねのございました大型調査船でございますが、先般進水をいたしまして、一応九月には新しい任務につけるように、いま急いで完成を目ざしておるわけでございます。
○角屋委員 こまかい問題はありますけれども、大型調査船の問題については、せっかく相当な予算をかけてやったわけでありますから、実効をあげるように、来年度からは、おそらく年間の運営費は一億五千万程度予算化して、実際に稼働するということに相なろうと思いますけれども、そういう点については十分留意を願わなければならぬだろうと思う。
○角屋委員 去年の段階だったと思いますが、例の大型調査船、予算化いたしまして十一億だったと思います。去年の五月には大体でき上がるわけでありますが、これは遠洋におけるところの資源開発の問題での運営は、プランとしては今後どういうふうに考えておられるか。
○政府委員(石田朗君) ただいまお話のございました点につきましても、いまお話をいたしました大型調査船におきまして、従来は二百メーターくらいのところを引いておったのを、一そう深いところを引き得るという能力をこれは備えておるわけであります。したがって、そのような、いま言われましたような深海漁場の開発にもこの調査船が大いに活用されるというふうに考えておるわけであります。
それから、ただいま申しました大型調査船といったようなもの、そのような諸手段によりまして、いまお話がございましたような遠洋水産研究を一そう進めたいというふうに考えております。
四十年度におきましては、遠洋漁場調査のため、大型調査船の建造等の措置を講ずることとしております。しかし、水産資源につきましては、その性質上、調査研究の現段階ではなお未知の分野が多く、その状態を正確に把握することが困難な面が少なくないのでございます。しかし、御趣旨はごもっともでございますので、できるだけ御趣旨に沿っていきたいと思います。
また、水産資源の保護培養対策につきましては、保護水面の指定、魚類のふ化放流事業等の拡充、国際漁業生物調査の実施等に要する経費六億二千万円を計上しており、海外漁場の開発促進対策については、大型調査船の建造、新漁場開発調査等に要する経費二億二千四百万円を計上しております。
第五に、海外漁場の開発を促進するため、新漁場開発調査のための大型調査船の建造に着手するとともに、オーストラリア周辺海域の調査を行なうほか、海外漁業基地における漁船乗組員と現地住民との接触を円滑化するため、民間団体の行なう海外駐在員の設置に対して助成することとし、これらに必要な経費二億二千四百万円を計上しております。 次に、農林漁業金融公庫資金の拡充について申し上げます。
第五に、海外漁場の開発を促進するため、新漁場開発調査のための大型調査船の建造に着手するとともに、オーストラリア周辺海域の調査を行なうほか、海外漁業基地における漁船乗り組み員と現地住民との接触を円滑化するため、民間団体の行なう海外駐在員の設置に対して助成することとし、これらに必要な経費二億二千四百万円を計上しております。 次に、農林漁業金融公庫資金の拡充について申し上げます。