1993-04-23 第126回国会 衆議院 決算委員会 第8号
いわゆる旧国鉄は東海道新幹線、山陽新幹線、東北、上越などの新幹線網や青函トンネルあるいは本州四国架橋などの大型設備投資をすべて借金で賄ってまいりました。これは政府によってそういうふうな方針がとられていた結果でありますが、その結果として旧国鉄は莫大な借金を行い、その累積債務の利払いのためにまた借金を重ねる、こういう構造になってまいりました。つまり、利払いマシンだったわけです。
いわゆる旧国鉄は東海道新幹線、山陽新幹線、東北、上越などの新幹線網や青函トンネルあるいは本州四国架橋などの大型設備投資をすべて借金で賄ってまいりました。これは政府によってそういうふうな方針がとられていた結果でありますが、その結果として旧国鉄は莫大な借金を行い、その累積債務の利払いのためにまた借金を重ねる、こういう構造になってまいりました。つまり、利払いマシンだったわけです。
ただ、実際の判断につきましては、先ほど委員御指摘のように、今回の調整過程が一つはいわば大型設備投資のブームがあると思うのですね。
こうした大型設備投資ブームの後のストック調整、そういうものによる景気の後退という側面は、岩戸景気やイザナギ景気後の景気後退に類似したものと考えられるということでございます。
それから、例えば大型設備投資ということを非常にやりますと、これは、ある時間が過ぎれば再び輸出に拍車がかかって貿易収支は再び大きな黒字を生み出すという、そういうこともあるかもしれません。 ですから、私はここで申し上げたいのは、内需というのはあくまでも国民の生活の質、言いかえれば生活水準を高めるという、そういうところについてのみ、それのみに内需の拡大を図っていただきたいということです。
そうした固定負債の中身を見ると、四十八年以降の借入金によるものが多いというふうに思うわけでございますが、いわゆる四十八年以降の低成長あるいは安定成長というふうに言われるものの中で、しかし一方では大型設備投資というようなことが必要に迫られ指導されてきた、いわゆる経営上そういう指導をなさってきたということになりますと、これまでありました制度金融のようなものがいわゆるこうした低成長下の農業に対して耐え得るというか
私どもは、国鉄の赤字の最大の原因は、政府は田中元首相の列島改造計画にのっとって、採算を無視して借金で新幹線などの大型設備投資など、莫大な債務を重ねてきたところにあるというふうに思うわけです。そのツケを国民、特に弱いところに回すことは本当に許されないと私は思います。
しかし、もともとこの制度は大企業が強く要望していたものであり、現に財界は、この税制の期限延長や大型設備投資などへの適用拡大を強く求めています。不公平税制を一層拡大することになるこのような財界の要求にはこたえるべきではないと思うが、大蔵大臣の明確な答弁を求めるものであります。 政府もまた、不公平税制の是正などを口にはしています。
○馬場富君 次に、電力の大型設備投資で、料金へのはね返りということを非常に国民は心配しておるわけです。五十三年度は据え置きになりましたが、そういう点ではかなり業界で無理をして、一つの拡大をやっていくという立場にありまして、その後五十四年度以降については、できるだけ長期に安定するよう努力するという言葉は出ておりますけれども、その点、大臣、もしくは長官から御答弁願いたいと思います。
含んではおりますけれども、やはりこれだけの大型設備投資をやります以上、それが設備過剰になるということは最も警戒すべき問題でございますので、何と申しましても需要の推定それ自身は慎重の上にも慎重を期する必要がある、このように考えております。