1995-05-25 第132回国会 参議院 農林水産委員会 第12号
日本精米工業会は、四百五十以上の大型精米工場を自主検査承認工場に指定して、そこに試験に合格した四千五百人以上の精米検査員を配置し、穀物検定協会とともに表示と内容が一致するような検査を行い、小売店に並ぶ米袋にも、ニコニコマークというマークだということで、その袋をもらってまいりましたけれども、お米の中ににっこり笑ったような顔がかいてあるこういうニコニコマークをつけて消費者に信頼される表示ということで販売
日本精米工業会は、四百五十以上の大型精米工場を自主検査承認工場に指定して、そこに試験に合格した四千五百人以上の精米検査員を配置し、穀物検定協会とともに表示と内容が一致するような検査を行い、小売店に並ぶ米袋にも、ニコニコマークというマークだということで、その袋をもらってまいりましたけれども、お米の中ににっこり笑ったような顔がかいてあるこういうニコニコマークをつけて消費者に信頼される表示ということで販売
さらに、精米表示と内容の一致につきましては、今後登録販売業者の責任が一層求められるものと思われますが、表示と内容の一致を担保する措置として、現行行われております大型精米工場で製造される袋詰め精米を対象とした表示検定制度の改善、拡充強化について検討をする必要があると思料されるものでございます。
特に申し上げたいことは、大型精米工場、ここにおきましては大体間違いなく義務づけのとおり実施されていると思うわけでございますが、やはり全国に九万からの小売の窓口があるわけでございますから、その面まで果たして行き渡るかどうかということには私自身も疑問を持っております。
それは大型精米工場という条件があるようでございますから、それをどうやって乗り越えられるのか。精米工場というのは、工場という大きな名前のところもあれば街角の米屋さんが小規模ながら精米していらっしゃるところもございます。そして、目の前で、自分の生活圏でそういう工場があるというのも消費者の利益でございます。消費者の利益を、一つの利益を優先させようとしますと、精米工場がたくさん必要になってまいります。
私どもは、都道府県知事の指定する大型精米工場において製造される袋詰め精米については食糧庁長官の指定する検定機関が検定を行う、それからまた小売り業者の店頭で精米、袋詰めされるものについては食糧事務所、それから都道府県の職員が随時巡回等を行いまして、帳簿、書類等によりまして確認を行う、こういった措置を講じているところでありますが、今後とも精米表示の適正な確保がなされますように、これにつきましては一層の努力
米の持っているそれぞれの味は全く失われ、逆にササニシキが入っていなくてもササニシキの味がブレンドによって出せるようになったとこの大型精米工場が言います。ブレンドという技術で百種以上の味がつくり出せると、その技術を誇る大型精米工場も出てきています。
その後段に、④の下の方に書いてございますようなこうした考え方から、大型精米工場を対象にしまして第三者機関なりによる表示検定によりまして認められる分は認めていくというふうに考えて処理しているところでございます。
○渡邊(五)政府委員 ずっと論述の考え方につきましてちょっとお断りいたしますが、原則的に禁止しておる例外と申しますか、認められるのは、大型精米工場におきます袋詰め、かつ、それの検定を受けたもの。したがいまして、一般的に店頭精米等で行われるようなものは禁止されているんだとかなり強く指導している観点から、これは差しとめているんだという趣旨でこう書いたと思います。
ただ御承知のように、米の物流を考えましたときに、非常に何と申しますか、単位の小さいものを動かしておるということから、たとえば検査にいたしましても、従来毎個検査というような、現実にはかなり手間暇かかることをやってきましたけれども、幸い、たとえばカントリーエレベーターとか、消費地の方にも大型精米工場というようなものができてまいりますと、この間の輸送はバラ輸送ということが可能になる。
○小野説明員 大型精米工場を普及させる趣旨というものは、標準価格米だけでなくて、二つございます。一つは、当然、米の生産流通の合理化になる。米といいますか、精米段階でございますが、合理化をするということは当然のことでございますが、もう一つは、お米の品質と表示、表示と内容が一致していなければならない。一致しているということは、結局それを第三者がチェックしなければいけないわけであります。
大型精米工場を使うということは、流通の合理化と、いま言われた品質の明示あるいは品質の表示をはっきりさせる、二つのねらいがあるわけでしょう。ふえていっているのか、減っていっているのか。
○馬場(猪)委員 大型精米工場を使って標準米、管理米をできるだけ消費者になじんでもらおうという意図で進んでいらっしゃると思うのですが、実際には余りふえておらないのではないですか。むしろ減ってきているのではないですか。
それは、牛乳の場合、ちょっと形は違いますけれども、牛乳が大企業に統合されてしまった、こういう前例を考えてみて、大型精米工場の資金援助がだんだんエスカレートして、結局、大型精米工場が主食米を扱っているところですから、それを商社が買いあさりすると、そういうこともないとは言えないと思うのですね、今後。
○柏原ヤス君 大型精米工場というのがございますね。これは酒米を扱っているとかというのじゃなくて、普通家庭に売る小袋詰めの大型精米工場がございますでしょう、そこの工場に対して商社が関係していると。どういう形で関係しているかというと、資金を援助しているわけです。大型精米工場というのは、まだ米屋さんの協力がなくて、能力はあるけれども十分に機能を発揮していないと。
○柏原ヤス君 また、最近、大型精米工場によって小袋詰めの精米がだんだんつくられておりますが、この大型精米工場に対して商社などがいろいろ関係しているわけです。二、三聞いてみますと、資金の援助をしているという話を聞いております。資金の援助をしているうちに原料米の供給などにもエスカレートして、大型精米工場に対する商社の介入というような問題が考えられるわけですが、この点の調査はしていらっしやいますか。
また日本がかりに米を輸出するにしても、赤道を通る関係もありますので、大型精米工場によって精米しないと、玄米ではなかなか出せないということで、フィリピンその他に対してもやろうと思っても、精米能力がないということでなかなかできないという事情もあるわけですが、そういうことも踏まえて、どういうふうに農林省では対処をする考えで今回のエカフェ総会に対する外務省との打ち合わせ等をなさっておるのか、簡潔にお伺いしたいと
○森説明員 先生からいま大型精米工場の点についての御指摘がございましたが、ただいま御指摘のように、国内では大型精米工場の助成につとめておりまして、稼働率が約五〇%になっております。
そこで、どういう場合に認めておるかといいますならば、原料の受け払い等によりまして、内容と表示の一致を確認できるような、そういう場合だけに産地、品種の表示を認めておるのでございまして、また、これらの点につきましては、県食糧事務所が随時検査をいたしまするし、また大型精米工場において、そういう許されておる場合には検定機関が検定をしておるということでございまして、お尋ねの点が私にはちょっと十分にわかりかねるのであります
○森説明員 数字的にここで明確にお答えするのはなかなか困難でございますが、主として東京でございますけれども、東京は大型精米工場よりもむしろ小型のほうが若干多いような感じがしますが、その他の地方におきましては、ほとんどおおむね大型精米工場を通るものが多い、こういうふうに思います。東京におきましては、これは小売り業者それ自体も、非常に自粛の線も強くなりました。
そうなってまいりますと、やはり標準価格米だけでもいわゆる袋詰めというものを、大型精米を通すにあたってはフル回転して、しかもオーバーにやらせなければならない、しかもそれがいま半分しか動いていない、こういう実情でございますと、要するに標準価格米だけでも、大型精米工場で袋詰めにされるのは大体半分ぐらいしかない、こう見なければならないと思うのです、いまの御答弁からいくと。
○森説明員 先生のお話のいわゆる大型精米工場のみ限定をしてやれというのも、現実の問題として小売りの商権の問題が非常にあるわけです。これは私どもの姿勢の中に、今後いわゆる流通行政といいますか、流通の段階を整備していく、合理化していく中に、こういうことでやろうということで大型集中精米工場を進めて、予算をつけてやってきておるわけでございます。
たとえば徳用米が普通米に化けたり、普通米の中に古々米がまじらぬことをだれが保証できるかというふうにもなりますし、大型精米工場の問題等も午前中論議しましたが、全国平均やっと八〇%だという。袋詰めといっても全部が全部すぐできるものではありません。
したがいまして、今回、特に原則としまして、大型精米工場で普通米につきましては搗精、袋詰めにしまして、それを普通米であることと価格を表示して、袋で販売するということを原則にしたいというふうに考えておるわけでございます。 もちろん小売り業者の問題もございます。
○瀬野委員 いまの答弁で、工場過程で、大型精米工場で袋詰めをしていくということを原則としたい——原則としたいということばがあるので、これで逃げておられるけれども、現に大型精米工場が幾つあるか、十分充足するに足る状況なのか、また今後大型精米工場をつくるにしても、かりに二、三年でこれが全部充当できるとは思えない。
大型精米工場でブランドをきめて、そして袋詰めにして出すというような、そういうときのブランドは、私、非常に生きてくると思うのですね。ところが、こういうように店で一つのブランドをつくって、そして店々がかってな値段をつけて、そして並べて売る、こういういき方は、やはり非常に混乱を起こすのじゃないか。
○柏原ヤス君 この検査体制がだいじょうぶかどうかということを心配するわけでございますが、特に大型精米工場においては、検査体制は自家精米よりはよく行なわれると思いますが、この自家精米というものが行なわれておりますが、これはどうしてですか。
政府はその対応措置でこれまで何度も委員会で答弁されてこられたわけですが、言うまでもなく、百貨店、スーパーなどにも米を取り扱わせ、また小売り業者の事業区域を拡大して競争原理を導入するとか、小売り業者の新規参入を大幅に認めるとか、あるいは大型精米工場の設置、ビニール袋詰め、こういった対策を打ち出しておられるわけですけれども、その準備というものはどこまで進んでおるのか、万全な対策、準備というものはできておるのか
米の販売価格につきまして物価統制令の適用を廃止いたしましても、これもしばしば予算委員会等で御論議がございましたように、現在のような、米需給がきわめて緩和されておりますような状態のもとにおいては、価格全体としての水準が現状より上昇するものであるとは、私どもは考えておりませんけれども、しかしながら、そういうことに対して十分注意をいたしますためには、販売業者の新規参入規制の緩和をいたしたり、大型精米工場の
これはすでに予算委員会等でも十分申し上げてありますが、御存じのように、米の出回り時期までには、私どものほうで諸般の事柄を実行いたしまして、消費者米価は上がらないように、とにかくいまストックがこれだけあるわけでありますから、それの運用だけでもかなりの影響はありますが、そういうこと以外に、かねがね申し上げておりますような、たとえば大型精米工場の建設促進であるとか販売業者の新規参入等を含めまして、それまでには
○亀長政府委員 生協やスーパー、いろいろ御希望ございますが、そういう人たちから私が聞いておる話では、やはりいままでのお米屋さんみたいに自分のところで小さな搗精機を備えて、わずかの馬力数の精米機を備えつけてやるというシステムではなくて、やはり大型精米工場で生産されて袋詰めになったものを店頭で販売するというような形を考えているようであります。
しかし、農林省といたしましては、現在のところ、消費地の大型精米工場の建設というものに主として助成をしております。 それから、卸に精米をやらせれば、卸段階でいろいろな米の混米というものが行なわれるのではないかというお話でございます。大型精米の場合には、作業も流れ作業で非常に機械的になっておりますし、そう小売りの格上げ混米というようなことはなかなかできにくいようなことになっております。