1994-06-22 第129回国会 参議院 本会議 第24号
本法律案は、兵庫県において建設が進められている大型放射光施設に関し、これを利用して科学技術に関する試験研究を行う者の共用を促進することにより、科学技術振興のための基盤強化と国際交流の進展を図ろうとするものであります。 その主な内容は、第一に、内閣総理大臣は特定放射光施設の共用に関する基本方針を定めなければならないこと。
本法律案は、兵庫県において建設が進められている大型放射光施設に関し、これを利用して科学技術に関する試験研究を行う者の共用を促進することにより、科学技術振興のための基盤強化と国際交流の進展を図ろうとするものであります。 その主な内容は、第一に、内閣総理大臣は特定放射光施設の共用に関する基本方針を定めなければならないこと。
そういうわけで、一般会計の中では創造的科学技術の推進、創造的な研究開発とか研究基盤の整備ということを重点といたしておりますし、また原子力におきましても、一般会計におきましては大型放射光施設の建設あるいは重粒子線がん治療装置の建設とか、こういったものを原子力で充当しておりまして、かなりハイテクの部門といいますか、むしろそういった先端的な部門に投資をしております。
この答申によりまして、輝度が高く、より微細な構造が確認できる波長の短い光が得られる大型放射光施設の必要性というものが指摘されたわけでございます。 原子力研究所でございますけれども、こういった大型放射光施設は、例えば原子炉材料の高度化というようなことを解析する上で原子力研究所の必要不可欠な研究施設にもなりますし、また理化学研究所におきましては各種の先端的な研究を行うものでございます。
さて、原研、理研の機能、今までのノウハウなりあるいは機能なりを融合化させて世界第一の大型放射光施設を動かすわけでございますけれども、この仕掛けに放射光利用研究促進機構、先ほど申し上げましたように高輝度光科学研究センターを充てるということになっておりますが、これはこの財団一つだけが予定されているんでしょうか。もっとニーズが高まればさらに複数つくるというようなことも考えられておるんでしょうか。
○河本三郎君 本法案は、現在、世界最高性能の研究施設として整備が進められております大型放射光施設の利用の促進に向けて体制整備を図るもので、共用の促進は基本的に大変結構なものでございます。いわゆるスプリング8の建設地であります兵庫県の播磨科学公園都市を委員会で訪問いたしました。本法案を提出してスプリング8の共用の促進に臨む政府の考え方についてお聞きをしたいと思います。
さらに、研究開発基盤施設については、すぐれた特徴を持つ夢の光、放射光を用いて、今までの光では見えなかった物質の構造を原子レベルまでとらえることが可能な大型放射光施設、いわゆるスプリング8の整備を推進してまいります。
このうち、大型放射光施設スプリング8については、国内外の研究者に広く開かれた施設として建設を進めるとともに、その利用を促進する体制の整備を図るため百十億七百万円を計上いたしました。 また、日本科学技術情報センターにおける科学技術情報の流通促進等のため、産業投資特別会計から同センターに対し三十八億円の出資を予定いたしております。
中川委員長、鹿熊理事、川橋理事、大久保理事、河本委員、林委員、西岡委員、星川委員、市川委員及び私、志村の十名は、去る三月十四日及び十五日の二日間、兵庫県に派遣され、西播磨テクノポリス、播磨科学公園都市にあります大型放射光施設スプリング8、先端科学技術支援センター及び住友電気工業株式会社播磨研究所を視察してまいりました。 以下、視察先の概要について申し上げます。
先生御指摘のように、ヨーロッパとアメリカで似たようないわゆる第三世代という大型放射光施設、現在建設中でございますけれども、特にアジアの地域ということを意識したところで、私どもいろいろな形でもう既に要望を承ってございます。
まず、利用者との関係でございますが、この法案の作成過程におきましては、科学技術庁長官の諮問機関でございます航空・電子等技術審議会電子技術部会におきまして、産学官の利用者の代表にも委員となっていただきまして、大型放射光施設分科会というものを設置いたしました。そこで大型放射光施設の効果的な利用、運営のあり方の調査審議をいただいておるところでございまして、本年三月、その中間取りまとめをいただきました。
○上坪参考人 今御質問にございましたように、世界で第三世代の大型放射光施設といたしましては、フランスのグルノーブルにヨーロッパ連合の十二カ国が出資してつくっておりますESRF、それからアメリカのシカゴ郊外にございますアルゴンヌ国立研究所内のAPS、それから今私どもが播磨に建設しておりますSPring8もございますが、ESRF、APSとも、ESRFにつきましてはヨーロッパ各国の共同利用施設、それからAPS
さらに、研究開発基盤施設については、すぐれた特徴を持つ夢の光、放射光を用いて、今までの光では見えなかった物質の構造を原子レベルまでとらえることが可能な大型放射光施設、いわゆるSPring8の整備を推進してまいります。
このうち、大型放射光施設(SPring8)については、国内外の研究者に広く開かれた施設として、建設を進めるとともに、その利用を促進する体制の整備を図るため、百十億七百万円を計上いたしました。 また、日本科学技術情報センターにおける科学技術情報の流通促進等のため、産業投資特別会計から同センターに対し、三十八億円の出資を予定いたしております。
大型放射光施設の建設状況及び当該施設の管理運営についての実情調査のため、三月十四日及び十五日の二日間、兵庫県へ委員派遣を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
その中でも、播磨空港は第六次空港整備五カ年計画に係る運輸省資料において「播磨飛行場」として欄外に記載されたところであり、この空港が計画されている播磨地域では、基礎科学の研究で国際協力に大変期待され、国家プロジェクトでもある世界最大規模の大型放射光施設八GeVSRが平成四年度及び五年度に、それぞれ、約五十億、七十億の補正予算措置が決まり、実質的に大幅に事業促進が図られることになりました。
○政府委員(島弘志君) 一々ごもっともな御指摘でございまして、大型放射光施設に代表されるような最先端の研究施設や設備の整備に努力する必要はございますし、それから老朽化や陳腐化が著しいと言われております大学あるいは国立研究機関の研究施設設備の老朽化対策あるいはそれをさらに乗り越えた高度化という方向にも努力する必要がございます。
○政府委員(島弘志君) 現在兵庫県の播磨科学公園都市において整備を進めているところでございますが、大型放射光施設、ニックネームをスプリング8と呼んでおりますけれども、それについての御指摘でございます。 このスプリング8というのは、物質や材料やライフサイエンスや医療といった非常に幅広い分野の研究に飛躍的な発展をもたらすことが期待される世界最大、最高性能の放射光施設でございます。
ところで、科学技術振興基盤整備の目玉として科学技術庁が推進しておられます世界最大の大型放射光施設スプリング8の整備について伺いたいと思います。この大型放射光はまさに我が国の科学技術の発展に大きな役割を果たす画期的施設ではありますが、改めて大型放射光施設の意義並びに建設の状況についてお伺いをいたします。
の研究成果を得るため、研究開発に係る施設のみならず設備の高度化を図ること、二番目に、研究開発の画期的進展、効率化を図るため、研究現場における情報のコンピューター処理を行うとともに、相互に情報を流通させることが重要であり、研究開発の情報化基盤整備を行うこと、三番目に、研究開発ビッグプロジェクトは、通常大規模な施設設置、大量かつ先端の資材調達を伴うものであり、内需拡大効果が極ので大きいところから、大型放射光施設
それから、この中に国の研究所等の施設の整備を進めていく、そしてまたさらに大型放射光施設等の建設等々お述べになっていらっしゃるわけでございますが、この大型放射光施設につきましては、私も現地を見てまいりました。
それから、この中に国の研究所等の施設の整備を進めていく、そしてまたさらに大型放射光施設等の建設等々お述べになっていらっしゃるわけでございますが、この大型放射光施設につきましては、私も現地を見てまいりました。
また、科学技術振興基盤の整備のため、地域における研究開発機能の高度化に必要な経費として十六億六千三百万円を計上するとともに、大型放射光施設の整備のため、九十億九百万円を計上いたしました。 このほか、人当研究費の拡充を図るとともに、国の研究施設の整備を進めることとしております。
さらに、国の研究所等の施設の整備を進めるとともに、大型放射光施設の建設、科学技術情報の流通の促進、科学技術人材対策の充実、科学技術の地域展開等研究開発の基盤の整備を図ることといたしております。 第二は、科学技術を通じて国際社会に積極的に貢献することであります。
また、科学技術振興基盤の整備のため、地域における研究開発機能の高度化に必要な経費として十六億六千三百万円を計上するとともに、大型放射光施設の整備のため、九十億九百万円を計上いたしました。 このほか、人当研究費の拡充を図るとともに、国の研究施設の整備を進めることとしております。
さらに、国の研究所等の施設の整備を進めるとともに、大型放射光施設の建設、科学技術情報の流通の促進、科学技術人材対策の充実、科学技術の地域展開等、研究開発の基盤の整備を図ることといたしております。 第二は、科学技術を通じて国際社会に積極的に貢献することであります。
また、科学技術振興のための基盤の整備のため、フロンティア研究の地域展開等地域における研究開発機能の高度化のために必要な経費として十二億一千九百万円を計上するとともに、大型放射光施設については、加速器の製作、建物の建設等を推進することとし、これに必要な経費として七十億四千八百万円を計上いたしました。
また、先端的・基礎的研究のための大型放射光施設の建設、地域における研究開発機能の高度化促進、科学技術情報の流通促進等研究開発の基盤の整備を図ることといたしております。 第二は、より豊かで安全な社会を達成するための科学技術を推進することです。
また、科学技術振興のための基盤の整備のため、フロンティア研究の地域展開等、地域における研究開発機能の高度化のために必要な経費として十二億一千九百万円を計上するとともに、大型放射光施設については、加速器の製作、建物の建設等を推進することとし、これに必要な経費として七十億四千八百万円を計上いたしました。 また、産学官の研究交流等を促進するために必要な経費として三十三億九百万円を計上いたしました。
また、先端的・基礎的研究のための大型放射光施設の建設、地域における研究開発機能の高度化促進、科学技術情報の流通促進等、研究開発の基盤の整備を図ることといたしております。 第二は、より豊かで安全な社会を達成するための科学技術を推進することです。
それからもうあと一点、先般視察してまいりました大型放射光施設、これにつきまして非常に世界各国で繰り上げをしたり、いろいろなことで我が国が非常におくれるんじゃないか、そういう心配が出ておるわけです。これを少なくとも二年ぐらい早く繰り上げる、そういう考えはあるのかないのか。 以上、二点につきまして質問いたしまして、終わりたいと思います。
○長田政府委員 大型放射光施設の建設の関係でございますが、現在我が国は一九九八年の完成を目指してやっております。米国が一九九五年、欧州が一九九四年でございます。 先般、欧州において計画を若干の期間早めるというような状況がございますが、また日本の各界におきましても、もっと早くできないかという声もございます。
六十三年度の重点施策といたしましては、まず原子力分野について大型放射光施設の研究開発を、宇宙分野につきましては地球観測プラットフォーム技術衛星の研究開発を、海洋分野については地域共同研究開発をそれぞれ開始することとしたほか、科学技術政策研究所を設立し、また超電導材料研究マルチコアプロジェクト等に着手することといたしておりました。
また、基礎研究を推進していく場合に基盤になります施設というものが必要になりますので、大型放射光施設の建設の推進というようなことも行っておりますし、また科学技術の流通システムを確立するという意味でJICSTによります科学技術情報の提供体制というのも徐々に展開をしているところでございます。
また、大型放射光施設について、加速器の製作、建物の建設等を推進することとし、これに必要な経費として四十八億九千六百万円を計上いたしました。 また、産学官の研究交流を促進するために必要な経費として三十三億六千百万円を計上いたしました。
第三に、先端的・基礎的研究のための大型放射光施設の建設、地域における研究開発機能の高度化、科学技術情報流通の促進等研究開発基盤の整備を図っていかねばなりません。 第四は、科学技術振興調整費の拡充、科学技術政策推進機能の充実強化等により、科学技術行政を総合的に進めることでございます。
また、大型放射光施設について、加速器の製作、建物の建設等を推進することとし、これに必要な経費として四十八億九千六百万円を計上いたしました。 また、産・学・官の研究交流を促進するために必要な経費として三十三億六千百万円を計上いたしました。
第三に、先端的・基礎的研究のための大型放射光施設の建設、地域における研究開発機能の高度化、科学技術情報流通の促進等研究開発基盤の整備を図っていかねばなりません。 第四は、科学技術振興調整費の拡充、科学技術政策推進機能の充実強化等により、科学技術行政を総合的に進めることでございます。