2018-05-29 第196回国会 参議院 文教科学委員会 第12号
また、例えば高エネルギー物理学分野における大型加速器を用いた成果といたしまして、平成二十年度の小林、益川両先生のノーベル物理学賞受賞につながるといったこともございました。こうしたことで、基礎研究の振興に重要な役割を果たしています。
また、例えば高エネルギー物理学分野における大型加速器を用いた成果といたしまして、平成二十年度の小林、益川両先生のノーベル物理学賞受賞につながるといったこともございました。こうしたことで、基礎研究の振興に重要な役割を果たしています。
階先生が御指摘のように、このリニアコライダーの計画は、まさに宇宙創成の謎を解く壮大な計画でございますので、日本にとっても本当に、かなり、日本はその前段階のCERNを決める段階において、大型加速器をつくるときの技術、こういうものにも大いに貢献しておりますし、ノーベル賞の物理学賞も六名輩出している。
なお、五月二十九日の原子力規制委員会では、類似の大型加速器を対象に実態調査を行うよう指示がなされ、昨日、そのような加速器を有する事業者に対しまして実態調査の文書を発出したところであります。今後、本結果を踏まえまして対応を検討してまいるつもりでございます。 以上であります。
国内におきまして、文部科学省の科学技術・学術審議会の作業部会を設けまして、いろいろな分野の中長期的な大型プロジェクトについて検討しておりますけれども、昨年の十月の報告書では、このリニアコライダー計画につきまして、今申し上げましたLHC実験の成果を踏まえながら、現行の、例えば、つくばの大型加速器を高度化して取り組むような、国内計画が終わった後の計画として位置づけるべきであるとか、継続して研究者コミュニティー
また一方、長さ四十キロもある直線の地下トンネルで、光速近くまで加速した電子と陽電子を衝突させまして、そして宇宙誕生のビッグバンを再現することにつながる国際リニアコライダーは、世界の素粒子物理学者が構想する次世代の大型加速器、こうだと思っております。 そこで、この線形衝突型加速器、リニアコライダー研究所の我が国への誘致活動の状況であります。
原子力については、大強度陽子加速器等の大型加速器の先端的な研究開発を引き続き精力的に推進してまいります。高速増殖炉及びそのサイクル技術の研究開発についても、安全確保を大前提に、国民の皆様の理解と協力を得つつ進めてまいります。ITER計画については、核融合エネルギーの実現に向け、密接な国際連携の下、引き続き積極的に取り組んでまいります。
また、原子力の分野につきましては、大型加速器や核融合研究などの先端的研究開発を推進するとともに、安全確保と国民の理解を大前提として、高速増殖炉サイクル技術の研究開発などを進めていくこととしております。 さらに、防災対策に関する研究開発を着実に進めていくとともに、海洋の多様な資源などの活用を目指した研究開発などを一層推進することとしております。
原子力については、大強度陽子加速器等の大型加速器の先端的な研究開発を引き続き精力的に推進してまいります。高速増殖炉及びそのサイクル技術の研究開発についても、安全確保を大前提に、国民の皆様の理解と協力を得つつ進めてまいります。ITER計画については、核融合エネルギーの実現に向け、密接な国際連携のもと、引き続き積極的に取り組んでまいります。
また、原子力の分野につきましては、大型加速器や核融合研究などの先端的研究開発を推進するとともに、安全確保と国民の理解を大前提として、高速増殖炉サイクル技術の研究開発などを進めていくこととしております。 さらに、防災対策に関する研究開発を着実に進めていくとともに、海洋の多様な資源などの活用を目指した研究開発などを一層推進することとしております。
原子力については、安全の確保を大前提として、「もんじゅ」による高速増殖炉サイクル技術の研究開発や大型加速器等の先端的な研究開発などを、地元住民を初めとする国民の皆様の理解と協力を得つつ進めてまいります。ITER計画については、核融合エネルギーの実現に向けた重要なステップであり、密接な国際協力のもと、引き続き積極的に取り組んでまいります。
宇宙についてはH2Aロケットや国際宇宙ステーションの開発を着実に進め、原子力については、大型加速器、核融合等の先端的な研究開発や「もんじゅ」による高速増殖炉サイクル技術の研究開発などを、地元住民を初めとする国民の皆様の理解と協力を得つつ着実に推進します。また、一昨年の臨界事故による教訓を十分に踏まえ、所管の施設に係る安全確保と防災対策に万全を期してまいります。
宇宙については、HⅡAロケットや国際宇宙ステーションの開発を着実に進め、原子力については、大型加速器、核融合等の先端的な研究開発や「もんじゅ」による高速増殖炉サイクル技術の研究開発などを地元住民を初めとする国民の皆様の理解と協力を得つつ着実に推進します。また、一昨年の臨界事故による教訓を十分に踏まえ、所管の施設に係る安全確保と防災対策に万全を期してまいります。
原子力の話を続けますと、近年、大型加速器の開発により、原子よりさらに小さな素粒子を用いた研究が大きな広がりを見せ、原子力利用の新たな展開が見られるところであります。一口に素粒子と言っても、我々に比較的なじみのある陽子、中性子、電子から、質量のあるなしで最近話題を呼んでいるニュートリノまで多種多様ですが、その中で、私はミューオン素粒子に注目させられています。
かつていろいろと、SDIの問題もございました、それから大型加速器の問題もございましたけれども、今後こういう問題でアメリカから言われる、あるいは参加をしてくれという話があった場合、一体どう対応していくか。少し先の話になると思いますが、そのことも含めてちょっとお考えを聞かせていただければありがたいと思います。
それで、今度はそれじゃ世界の大型加速器はどこかといえば、私が再三行っておりましたジュネーブにあるんですね。CERNという機関がつくっておりますところの加速器があります。これは一周が二十七キロあるんです。一周が二十七キロ、地下百メートルのところ、ジュラ山系のかたい岩盤の中をくりぬいて、ドーナツ状にこういうふうにあるんです。私はその中へ入って、見ました。
実はもう一点、これは日米の科学技術協力というところで少しは関係があるのかと思いますけれども、超電導大型加速器について伺いたいと思います。
まず最初に規模を申し上げておけば、今お話がありましたが、この超電導超大型加速器SSCなるものは、大きく表に出たのはブッシュさんの一月の訪日のときなんですが、水面下では昨年からずっと続いていたんだ。そこで直径二十七・五キロ、局長八十七キロ。どのくらいの大きさかというと、東京の山手線の二・五倍というのだから。山手線は循環線でしょう、この山手線の二・五倍というわけですよ。
次に、SSCの問題につきまして少し承っておきたいのでありますが、超電導超大型加速器と訳すのでしょうか。これはどうなのですか、外務省の文書もここにありますが、昨年の十二月十九日にお出しになっているのですけれども、これはべらぼうな金のかかるもの、日本がどのくらい負担すればいいのかということになるわけですね。
また、今後アメリカの超電導超大型加速器、いわゆるSSCに対する資金協力が行われるような場合、そのことによって我が国における基礎研究の資金への影響を懸念する意見もあります。国の科学技術活動を抜本的に強化して、独創的な研究成果を世界に向けて発信していくことが必要でありますが、このような課題に今後どのように取り組まれていかれるのか、お伺いいたします。
さらにまた、最近、米国の方から大変に大型なプロジェクトでありますSSC、超電導大型加速器について協力が求められておりますけれども、今、科学技術庁の方で御説明がありましたように、いろいろと考慮すべき要素があることは十分了解できますが、可能なレベルの協力が必要であると考えます。その付近を勘案しながら適切に判断をしていただきたい、こう思います。 さて、次に基礎研究についてお伺いしたいと思います。
核融合、宇宙ステーション、超大型加速器、ヒトゲノム等、最近科学技術の諸種の分野で超大規模な国際協力プロジェクトが組織されようとしておるわけでございます。これに参加するにいたしましても、巨額の費用負担というものが必要になるわけでございます。しかしながら、そういう中で国際貢献を考えますと、そういう参加に対して消極的であってはならぬ、このように思うわけですね。
また、先般の日米首脳会談では、ブッシュ大統領から直接海部総理に、SSC、超電導超大型加速器への日本の協力要請がなされたわけであります。
これを実際のものとして組み立てるにはかなり大がかりなことになるわけでございますが、この大型加速器の開発、さらにはこれを利用した医学への利用ということになりますと、専門家も非常に広範な分野の専門家を必要とするということで、今後この研究開発の進め方及び体制をどうしていくかということについては、十分に検討をしてまいりたいと考えておる次第でございます。