1997-09-03 第140回国会 参議院 決算委員会 閉会後第4号
このようなことで、現在、日本の周辺におきまして魚の資源を保護するという意味から、例えば六月、七月、八月と日本の漁民が自粛して資源を大事にして漁をしない、休漁しておるといったところに韓国あるいは中国の船が参りまして乱獲をしていく、大型トロール船等で根こそぎとっていくといった問題、あるいは島根沖でカニを育てようということでせっかくカニ牧場と言われるようないろいろな工夫が行われているところに底刺し網等で韓国
このようなことで、現在、日本の周辺におきまして魚の資源を保護するという意味から、例えば六月、七月、八月と日本の漁民が自粛して資源を大事にして漁をしない、休漁しておるといったところに韓国あるいは中国の船が参りまして乱獲をしていく、大型トロール船等で根こそぎとっていくといった問題、あるいは島根沖でカニを育てようということでせっかくカニ牧場と言われるようないろいろな工夫が行われているところに底刺し網等で韓国
そういうことによりまして特に北海道沿岸漁民が、さらにまた、ようやく二百海里時代が来ましてソ連の大型漁船が北海道近海にあらわれなくてやれやれ、こう思っているやさきに、これがまた、ことしの七月、十一月から漁区、漁期が拡大されまして、いま言った大型トロール船等が沿岸に出没する、こういうことに対しまして沿岸漁民が非常に不安を抱いております。
ところが、韓国の船は五百トンから二千トン級の大型トロール船等によって一網打尽、それこそ資源が枯渇するのじゃなかろうかと心配されるほどめちゃくちゃにとっていると報じられております。そのことに対して漁民は怒り心頭に達している。しかし、政府はどうしてそれに対する手だてをしないのだろうか。
北転船につきましても、アメリカ水域の、アメリカのクォータの中から、いままでとにかく大型トロール船等が主として操業しておりました北西太平洋は沖底と北転船、それから遠隔の漁場であるところのアメリカ水域には大型トロール船、こういうようなことで分野を決めまして、そして北転船につきましては、その北西太平洋の漁期が終わった後で、まあ裏作的といいますか、補完的にアメリカの海域に入れると、こういう方針で来たわけでありますが
それからアメリカの漁業水域、これは遠方の漁場であり、またスケトウなんかにつきましても船上で処理をする方が、鮮度その他の面からその方が効率的であるというようなことを勘案をしまして、この大型トロール船と北転船及び沖底等の中小漁船との競合摩擦を避けるために、大型トロール船等はアメリカ海域で操業さしたと。