1999-03-10 第145回国会 参議院 国会等の移転に関する特別委員会 第2号
今回の調査では、月ヶ瀬村森林科学館より伊賀盆地の眺望及び奈良県大和高原北部地域を、高山ダムより京都府相楽郡東部地域を、阿山町海洋センターより三重県伊賀地域の国有林の状況を、また車中より滋賀県甲賀地域をそれぞれ視察いたしました。 次に、概況説明会における各府県知事ほか関係者の方々の説明及び派遣委員との意見交換の概要について申し上げます。
今回の調査では、月ヶ瀬村森林科学館より伊賀盆地の眺望及び奈良県大和高原北部地域を、高山ダムより京都府相楽郡東部地域を、阿山町海洋センターより三重県伊賀地域の国有林の状況を、また車中より滋賀県甲賀地域をそれぞれ視察いたしました。 次に、概況説明会における各府県知事ほか関係者の方々の説明及び派遣委員との意見交換の概要について申し上げます。
大和高原北部の場合の負担割合を計算してみましたが、負担割合は、農地造成の場合は、当初国が七三・一%、県が一三・四%、農家が一三・五%。区画整理は、当初国が四〇・七%、県が二七・五%、農家が三一・八%。それが最終の予定では、農地造成の場合は、国が七二・〇%、県が一七・八%、市町村が六%、農家が四・二%。
大和高原北部、南部の関係者にお話を聞いてみますと、約一〇%の未利用地があるのではないかとおっしゃっています。造成農地の表土の浅さなんかで不適地ということもあるということ。
○渡辺(好)政府委員 御指摘のとおり、当初七年間の予定工期でスタートしたわけでございますけれども、不測の事態が生じまして、大きな要因を申し上げますと、大和高原北部地区では、ダムの用地交渉に十九年間という長い時間がかかりました。また、大和高原南部地区でも、埋蔵文化財が各地で出現をいたしまして、十六年間、調査のために時間が必要だったわけでございます。