1972-04-14 第68回国会 参議院 決算委員会 第8号
たとえば、私大阪なんでございますが、大阪にも大和時代の御陵がずいぶんたくさんあるわけでございますが、この御陵のうちの墳丘だけを宮内庁が御陵として、このごろ特に有刺鉄線を張ったりコンクリートで口をされたりして保存をしておられる。ところが、御陵というものについては、宮内庁はどういうふうに御陵というものを受け取っておられるのか。
たとえば、私大阪なんでございますが、大阪にも大和時代の御陵がずいぶんたくさんあるわけでございますが、この御陵のうちの墳丘だけを宮内庁が御陵として、このごろ特に有刺鉄線を張ったりコンクリートで口をされたりして保存をしておられる。ところが、御陵というものについては、宮内庁はどういうふうに御陵というものを受け取っておられるのか。
途中におきましては、或る程度まで併用も止むを得んと思いまするし、過去の歴史におきましては、先程平安朝時代とか、或いは大和時代という言葉もございますけれども、やはり明治文学であるとか、或いは大正の芸術であるとかといつたようなものが、やはり歴史のフアークタの中に滲み込んでおりまして、これは俄かに廃止する必要はないだろうと、かように考えております。
又日本の歴史の上で考えてみましても、大和時代とか平安朝時代或いは江戸時代というようなふうに、文化史的な分類には何ら元号を使用しておりませんし、又使用しなくて済むと思われます。