1949-11-21 第6回国会 参議院 予算委員会 第2号
○内村清次君 この二十二年度のこれは政府も発表しておるようですが、大口闇の所得が含まれておらない。即ち闇所得の点が含まれておらない、この基礎資料がもととなつて勧告案が作成せられておるというような点もありますが、この点に対して政府はどう考えておられますか。
○内村清次君 この二十二年度のこれは政府も発表しておるようですが、大口闇の所得が含まれておらない。即ち闇所得の点が含まれておらない、この基礎資料がもととなつて勧告案が作成せられておるというような点もありますが、この点に対して政府はどう考えておられますか。
我が党は先にインフレの根本的処理方策として、その根因である復金機構に対する民主的な管理、金融の融会化、大口闇所得に対する徹底的な徴税を行い、通貨増発の根因をせき止めんとする一連の難策を発表いたしております。かくのごとく計画的に、且つ国民ひとしく公正な負担によつてインフレを克服せんとする要求に対して、首相及び安本長官は如何なる見解を持つておられるか、御答弁をお願いしたい。
○天田勝正君 先程の御答弁も、今の御答弁も、皆大口闇所得を捕捉する、こういうお話がございましたが、これは私共から見ると、一体大口闇所得が捕捉できないということ自体が不思議なんであつて、從つてそれはもう当然先程の御答弁の通り捕捉して貰う、これは別に大口所得を私は放つたらかして置いて、他から小さい細かいことを、隣組のような組織でやるという話をしたのではないのでありまして、それは当然大口闇所得者のごときは
○國務大臣(北村徳太郎君) 川上議員の御質問中、私の関係に属します分は、追加予算の件と、大口闇利得者に対する課税の問題だつたと思います。
爪が赤いだけの新警察犯処罰令は、これによつて大衆運動を前以て彈圧して置かぬ限り重犯罪、特に大口隠匿、大口闇、大口脱税などを取締らざるを得なくなることを惧れてのものではないか、これが二つ。労働組合運動に触れるつもりはない。
然るに全財労組の大阪地方連合会が大口闇利得者の脱税防止を目的に特別調査班を作つて、そうして乘り出した。これに対して大阪の財務総局長は、脱税摘発は官紀紊乱になるから断乎として処置する。こう述べておる。栗栖君はこの脱税捕捉に熱心な税務官吏のやり方について如何にお考えなりますか。大藏省では一切の重税を勤労大衆に負わせ、闇利得を逃しておる課税方針を探りながら、滯納に対して断圧強行方策を探つておる。
自由党も中小工業も擁護することに対しましては、いずれの政党にも劣らないで、絶えずその点を強調されておるのでございまするが、現実は旧官僚の大口闇利得者を横行させ、その利益のために、その自由なる発展のために鬪つては参つておりますけれども、徒らにその利益とその活動の自由を保護助長する結果は、中小企業が眞に困難なる道を歩んで行く方向しか與えていない。