1984-04-06 第101回国会 参議院 社会労働委員会 第4号
ところが、どういうわけか、高等学校の保健体育の教科書、大原出版社というところが出しているんだそうですが、この中に、先天性異常、優性遺伝の中で、兎唇、いわゆる三口ですね、兎唇は優性遺伝の中に入っているんですね、教科書の中に。これは差別ではないか。下手をすると、五十人クラスに一人ぐらいはいるわけです、こういう三口のお子さんが。そうしますと、これは差別になりゃせぬか。
ところが、どういうわけか、高等学校の保健体育の教科書、大原出版社というところが出しているんだそうですが、この中に、先天性異常、優性遺伝の中で、兎唇、いわゆる三口ですね、兎唇は優性遺伝の中に入っているんですね、教科書の中に。これは差別ではないか。下手をすると、五十人クラスに一人ぐらいはいるわけです、こういう三口のお子さんが。そうしますと、これは差別になりゃせぬか。
それから人工呼吸ですけれども、この中学の教科書を五冊ぐらい見ましたけれども、たとえば大日本図書、東京書籍、学習研究社、それから高校では講談社、大原出版、教育出版いずれも文部省検定済みの教科書でございますが、これが全部口移し法というやつです。マウス・ツー・マウスという人工呼吸でございまして、これはどういうわけでそんなことになってしまったのか。