1979-03-16 第87回国会 参議院 公害対策及び環境保全特別委員会 第4号
特に佐賀関町とは大野川をへだてて隣りあっている三佐家島地区は一期計画の一号地埋立地の背後地に当っている関係上周囲を住友化学工業大分製造所、鶴崎パルプ九州石油大分製油所、九電大分発電所、昭電コンビナートに取り囲まれ悪臭ばい煙の被害を受けて、住民らは気管支炎等で苦しむ者が多く公害の吹きだまりの観を呈する状態となっていた」。
特に佐賀関町とは大野川をへだてて隣りあっている三佐家島地区は一期計画の一号地埋立地の背後地に当っている関係上周囲を住友化学工業大分製造所、鶴崎パルプ九州石油大分製油所、九電大分発電所、昭電コンビナートに取り囲まれ悪臭ばい煙の被害を受けて、住民らは気管支炎等で苦しむ者が多く公害の吹きだまりの観を呈する状態となっていた」。
それから有毒の問題について言えば、昭和四十八年八月十二日大分コンビナートの住友化学工業の大分製造所のFK三十一倉庫のスミチオン、パラチオンなどの農薬、染料、酸化防止剤など五十二品目の毒劇物が燃焼爆発している。付近住民に吐き気、のどの痛み、目の痛み、それから下痢、食欲不振、これが一・五キロぐらいまで影響を与えているという意味では、この毒物劇物というものが大量に貯蔵されているわけですよ。
あるいは住友化学につきましても、売り上げ高は千七百九十四億円で一四・五%増収ということでいろいろ伸びておりますが、利益は前期に比べて少し伸びたという程度に終わったようですが、それがなぜかといえば、これは昨年の八月十二日に大分製造所で火災事故を起こして、倉庫や貯蔵製品が焼失し、三カ月の操業停止を行なったので九億九千万円の損失を計上した。だから少なくなっているのだ。
住友化学は十二月決算を発表したが、売り上げ高は千七百九十四億円で一四・五%増、税引き後の利益は二十八億円で一・四%の増益、ただしこれは大分製造所で農薬、ゴム薬品倉庫の火災事故を起こしたが、そのためにいろいろなものが焼失した非常な欠損、それから三カ月間操業停止になった、こういうことで、事故だけでも九億九千万円の損失だった。これがなければもっともっと大きくもうかったはずである、こう書いてあります。
それは八月十二日午後十一時十分、大分市の住友化学の大分製造所の製品倉庫から出火した事件でございますが、その前にはこの住友化学では毒ガスが流出した事件がありまして、周辺の住民が千数百人被害を受けたということで、大分県からは公害罪法で告発されておるわけですけれども、約二カ月間全面操業停止処分を受けて、七月九日操業開始したばかりのところに、こういった火災事故が起こっておるわけですけれども、いまだに原因が不明
○説明員(永瀬章君) 大分の住友化学大分製造所の火災の原因につきましては、現在、現地の大分市消防本部と警察と合同で調査をいたしておりますが、現在のところ、まだ原因につきましては確定いたしておりません。
これは、皆さんよく御研究されていると思いますけれども、住友化学の大分製造所の火災では、毒ガスが五百メートル離れたところにあふれてきたというんですね。そうしますと、病院まで三十メートル、人家まで十メートルなんて、そんな空地なんというものではだめだ。これは全然問題にもなりはせぬ。それを早くやっていくということがやはり必要なことであって、これは、いつやるめどでやっていらっしゃいますか。
私からは、お手元に資料を差し上げてあるかと思いますが、先般発生いたしました出光石油化学徳山工場爆発火災、住友化学工業大分製造所火災事故並びに複合用途防火対象物の消防用設備等に関する調査概要、以上三点について御報告を申し上げたいと思います。
警察庁長官 高橋 幹夫君 警察庁長官官房 長 丸山 昂君 消防庁長官 鎌田 要人君 委員外の出席者 地方行政委員会 調査室長 日原 正雄君 ————————————— 本日の会議に付した案件 警察に関する件(日航機乗っ取り爆破事件及び 金大中事件) 消防に関する件(住友化学工業大分製造所火災
福岡通産局は、去る五月の二十九日に水銀使用工場でございます住友化学大分製造所に立ち入り調査を行なったわけでございます。この立ち入り調査の結果によりますと、同製造所で処理しています水銀を含む排水はキレート樹脂による吸着処理を行なっておりまして、現在の排水処理の方法については問題がないのではないかと判断されるわけでございます。
○齋藤(太)政府委員 住友化学の大分製造所は、水銀を使います工程といたしましては水銀電解法によります苛性ソーダの製造を行なっております。