1970-10-12 第63回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第12号
それは、天龍水系大入川の上流に新豊根ダムというダムが建設されております。電源開発が行なっている発電計画でありますが、この新豊根ダムの建設にあたって建設省が積極的に、電源開発株式会社に対し設計変更を申し入れているということを伺っているわけでありますけれども、なぜ建設段階でこのような設計変更を申し入れたのか、そしてまた、その設計変更の内容はかいつまんでいかがなものであるのか、御説明をいただきたい。
それは、天龍水系大入川の上流に新豊根ダムというダムが建設されております。電源開発が行なっている発電計画でありますが、この新豊根ダムの建設にあたって建設省が積極的に、電源開発株式会社に対し設計変更を申し入れているということを伺っているわけでありますけれども、なぜ建設段階でこのような設計変更を申し入れたのか、そしてまた、その設計変更の内容はかいつまんでいかがなものであるのか、御説明をいただきたい。
しからば大千瀬川なら大千瀬川、大入川なら大入川、あるいはそのほかの沿川の山が何年にどれだけ切られて、何年にどれだけ植えられて、何年にどれだけ生長したかというような科学的な資料が整備をされて、こういう乱伐かこういうことの原因ですと言えるならばいいのですよ。想像で、山を切ったずら、乱伐し過ぎたげだというようなことで、一般的な社会通念であの限られた特定地域を判断されたのでは困る。
また大入川の水が途中で大千瀬へ入っているわけでありますけれども、この大入川の水を途中でカットして天龍本川へ洪水の際には放水をするというようなことも――新豊根ダムは電発でやるのですか中電でやるのですか知りませんけれども、もし電発でやるとするならばよほど注意してやっていただかないと、下流住民は絶対承服しません。