1985-12-10 第103回国会 参議院 内閣委員会 第4号
ここのところは、きょうは大光相銀のときに幾つかのことを私言っていますから具体的なことは申しませんが、どうもそういうことが危惧される状態にある。そこで、そういうものの見取り図をどういうふうにお書きになりながら銀行行政全体を今後おやりになっていくのだろうかということが大変気になります。 もう一つは、これで最後にいたしますが、中小の預金が大手にどんどん食われていっていますね。
ここのところは、きょうは大光相銀のときに幾つかのことを私言っていますから具体的なことは申しませんが、どうもそういうことが危惧される状態にある。そこで、そういうものの見取り図をどういうふうにお書きになりながら銀行行政全体を今後おやりになっていくのだろうかということが大変気になります。 もう一つは、これで最後にいたしますが、中小の預金が大手にどんどん食われていっていますね。
大光相銀のときを考えてみれば、大蔵の言われておったことと私の言っていることでは私の方が結果的には正しかったわけですからね。見通しは間違いなかった。そのときに、もう幾つかありますよということを既に一十年前ぐらいに言っている、そのうちの一つにここもあったわけですからね。今明るみに出てきたわけですね。 で、不良債権はあるのですね。ここまで一応一遍答えてください。
○和田静夫君 徳陽にしても、あの大光相銀にしても、救済融資で救われたわけですね。これが救済合併とはならずにあのような形で行われた背景には何かがあるわけでしょうか。
大光相銀のあの与那国島の話を、先ほど私は報道の面からお話をしました。ここにも具体的に平和相互銀行という銀行が、預託者に対しては晩七時まで安心してお預けくださいと宣伝をしておる。ところが、こうやって抵当権までちゃんと明確になっている以上は、貸しておったという事実は明確。しかも、その会社がそういう姿のものである。
このまま続けさしたら大光相銀と同じようなことが次々と広がっていく、そういう心配をお持ちになりませんか。事実とすれば私は大変だとお思いになるだろうと思うのですが、いかがなものでしょう。
大蔵省がばかにされたのか、それともなめられたのかわかりませんけれども、「大光相銀側は企業数などは明らかにした」、そして債務保証、これはどうしてだといったならば、「債務保証の割合を下げよ、との大蔵省の指導に沿わせるためであり、保証料を取れば簿外が発覚するので保証料も取らなかった。」
○坂口小委員 これもきょう昼までにいろいろ議論のあった大光相銀の問題でございますけれども、今回のこの銀行法改正の問題とあわせて考えました場合に、たとえば今回のような事件というのはなぜ起こったというふうにお考えになっているのか、特に監督官庁としてこのことにどういう反省をしておみえになるのか、また、今後の銀行法等との絡みにおいて今後どういうふうにしていった方がいいというふうに思われるのか、その辺のところをひとつお
実は私は、大光相銀の問題につきましては、昭和四十九年十月二十五日、同年十一月二十七日、これは参議院決算委員会、そして昨年十月十七日、これは参議院大蔵委員会ですが、三回にわたって不良債権、不良融資を追及をいたしました。昨年には粉飾まがいの債権回収工作を行っていると私は調査結果に基づいて指摘をいたしました。
私にはこの経理状態は金融機関のものとして大光相銀どころではない、大光相銀にもまして前代未聞であると思うんです。この点は明確にしなきゃなりません。その意味で、借入金、借入先の明細資料というのを大阪府を通じてやはり大蔵省十分に把握してもらいたいと思いますが、よろしいでしょうか。
大光相銀の粉飾決算を見破れなかった。現実には考査の値打ちがなかった。これはなぜでしょうか。
役員は大光相互銀行元監査役田上義夫氏を代表取締役として、以下全員が大光相互銀行出身者で、言ってみれば大光相銀の子会社であります。ところが中央興発は、いま問題にしている入札の直前の五十年五月までは事務所さえ存在しない完全な休眠会社でありました。ペーパーカンパニーであります。不動産業の都知事免許も、落札した後半月してからようやく取得をしておる。
大光相銀の代理貸しですが。これはA銀行の事情を知った上での不正融資であると私は考えていますが、大蔵省はこの辺の事実関係御存じですか。