2018-05-22 第196回国会 衆議院 法務委員会 第15号
大人という定義もなかなか難しいわけでございますけれども、さまざまな形で責任能力があるとか自分で物事を判断するという、一般に考えている大人像と比較してみると、現状の高校生は余り感じられないというのが正直なところであります。
大人という定義もなかなか難しいわけでございますけれども、さまざまな形で責任能力があるとか自分で物事を判断するという、一般に考えている大人像と比較してみると、現状の高校生は余り感じられないというのが正直なところであります。
そういうことで、成人をどう定義するかということですが、世間では大人になれないという際に暗黙のうちに前提にしている大人像というのは、今や日本でも成り立たなくなっております。
こういった場合は実際に体験をしていただくということが大変重要でございまして、先ほど来行っております居場所づくり支援事業、まずは家庭訪問、相談と、そういうことに加えまして、二十五年度からは新たに中学生あるいは高校生を対象といたしまして、働く大人像の実体験と申しましょうか、そのための合宿でありますとか、就労の体験についても実施できるよう支援の充実を図ったところでございます。
そのほか、生活保護世帯で御両親が何らかの形で働いていないということで、働くことによって得られる生きがいとかいうことを実感できないという面があるんじゃないかということで、働く大人像の実体験のための合宿や就労体験の場を提供するなどの支援の充実を更に図っているところでございます。