1961-05-23 第38回国会 衆議院 運輸委員会 第31号
むしろ都市交通審議会のいう地下鉄第八号線として、赤羽−品川区大井林町間の二十一・六キロという新線計画がありますが、これは国鉄の京浜東北線電車が先ほど申した通り輸送難に陥っているのを救済する南北方向の地下鉄新線でありますが、赤羽に設ける車庫を生かすためにも、むしろこの八号線を早期に取り上げる方が得策と考えられます。
むしろ都市交通審議会のいう地下鉄第八号線として、赤羽−品川区大井林町間の二十一・六キロという新線計画がありますが、これは国鉄の京浜東北線電車が先ほど申した通り輸送難に陥っているのを救済する南北方向の地下鉄新線でありますが、赤羽に設ける車庫を生かすためにも、むしろこの八号線を早期に取り上げる方が得策と考えられます。
王子から代々木上原に至る七号線と、赤羽から大井林町に至る八号線については、ただいまの御答弁でありまして、十分今後とも促進をいたしたく、私どもも微力ながら尽くす所存であります。この七号線と八号線のほかに、現在浅草雷門でとまっておる三号線を足立区小右衛門町まで延長し、その南端を世田谷区玉川町へ延長して、十四・四キロだけ延長する計画案があります。
また八号線は赤羽駅から王子を経て、飛鳥山、駒込を経て本郷通りを通り、品川区大井林町方面へ至る二十一・六キロの南北直通線で、この八号線は国鉄の京浜東北線電車が輸送力の行き詰まりを来たしているのを救援することができるきわめて肝要な路線であります。
これにつき都市交通審議会では、七号線として代々木上原から王子駅に至る二一・八キロ、八号線として品川区大井林町から赤羽駅に至る二一・六キロ、九号線として築地から足立区高野町に至る一七・五キロを研究して、今年三月末までに新路線として東京都に提出することになっていたはずですが、もはや四月に入っており、目下どうなっておりますか、これを一つお示し願いたい。
東京の大井林町の場合六十戸あるのに三十五戸作って、これで完了とこうされる。ひどい例を一、二言いますると、長野県の長野市の場合三十八戸の分に対して、十八戸で完了になっており、さらには和歌山県のこれは御坊というのですか、この場合は五十三戸についてこれは逆の……あとから申し上げますが。鹿児島県の場合、鹿児島栄町、百九十七戸の不良住宅があるのに対して、これは両方合わして百二十戸で完了となっている。