1992-05-15 第123回国会 衆議院 法務委員会 第11号
それから第二番目は、大久保利春という方、これは丸紅でしたか、ちょっと記憶は正確ではありませんけれども、この方を議院証言法における偽証ということで逮捕した際に、まだ議院側から、衆議院の予算委員会から告発がなされていなかった。告発がなされていないのに先んじて逮捕したことがおかしい、けしからぬ。
それから第二番目は、大久保利春という方、これは丸紅でしたか、ちょっと記憶は正確ではありませんけれども、この方を議院証言法における偽証ということで逮捕した際に、まだ議院側から、衆議院の予算委員会から告発がなされていなかった。告発がなされていないのに先んじて逮捕したことがおかしい、けしからぬ。
こういう考え方のもとに、玉置委員長がこの委員会に御提案になりましたものは、私の調査によりますと、第一が鬼頭史郎元裁判官の弾劾裁判所におけるいろいろな証言の取り扱い、それから第二番目は衆議院予算委員会における告発なしに検察当局が大久保利春氏を逮捕した問題、第三は衆議院予算委員会における若狭得治氏の偽証告発の問題、この三つの問題を審議して議長と弾劾裁判長に質問状を提出したいというような趣旨の御発言をなさっておられると
○政府委員(筧榮一君) 大久保利春氏を告発前に逮捕した件でございますが、申し上げるまでもなく議院証言法の偽証罪は議院等による告発が訴訟条件というふうに解されております。
それから、大久保利春氏を国会の告発を待たずに逮捕したという点を非常に論難しているのでありますけれども、これは国際的に非常に重大な犯罪であるわけでありますから、殊にユニットとかピーシーズとかいうような名称を使った物証さえもあるのに、その事実を否定するという、証拠隠滅が非常に極端に行われるという事実を見た場合に、むしろ検察当局がこれに対して捜査権を発動するというのは職務に忠実なゆえんではないかと私は考えておる
ところが、丸紅の大久保利春、伊藤宏の両専務は、五億円の授受を法廷で証言しておるわけですね。これらの人々はいずれも体制派の人であって、田中、榎本両名に対して恨みを持つような特段の事情がない限りは、ことさら田中、榎本を陥れるようなことをするとは考えられないわけです。果たせるかな、最近榎本は、法廷外において五億円を伊藤から受け取ったとある評論家に告白をいたしました。
したがって、当予算委員会に榎本敏夫、伊藤宏、大久保利春の三人を証人として喚問することを提案いたしたいのであります。この三証人を尋問すれば以上の点は十分明らかになりますし、それには各党それぞれの代表者によってこの三人の証人に質問いたしましてもせいぜい二日、勉強すれは一日でこれは事が足りるわけであります。
昨日、本委員会の理事会に対して瀬崎委員が提出をいたしましたが、いわゆるロッキード資金三十ユニットの授受に関し、政治的道義的責任を解明するため、六月八日判決でロッキードから金を受け取ったと指摘された国会議員二階堂進元官房長官、加藤六月元運輸政務次官、田中角榮元総理大臣の三名と、金を渡した側の証人として伊藤宏元丸紅事務、副島勲元丸紅秘書課長、大久保利春元丸紅専務、若狭得治元全日空社長の四名、合計七名の本委員会
そこでさらに法務省に聞きますが、丸紅の大久保利春、伊藤宏それから全日空の若狭得治、渡辺尚次、この四名の逮捕容疑は何でしたか。
いわゆるロッキード資金三十ユニットの授受に関して政治的、道義的責任を解明するために、証人として、二階堂進元官房長官、加藤六月元運輸政務次官、田中角榮元総理大臣、伊藤宏元丸紅専務、副島勲元丸紅秘書課長、大久保利春元丸紅専務、若狭得治元全日空社長であります。
○政府委員(前田宏君) お尋ねの四人の方の逮捕事実でございますが、まず大久保利春氏につきましては、やや詳しくなって恐縮でございますけれども、昭和四十七年の十月三十日ごろ三千万円、十一月六日ごろ九千万円をロッキード社のクラッターなるものから受領し、それぞれ領収証に署名をしていたのにかかわらず、国会での証人として証言するに際して……
したがって、田中角榮、二階堂進、加藤六月の諸氏、伊藤宏、大久保利春、若狭得治、副島勲の諸氏、この七名について、私からも証人喚問を申請いたしますので、当予算委員会が終わる二十六日までに証人喚問が実現できるように計らわれることを要請したいと思います。
さて、もう一点、いま判決の方がとおっしゃるから判決を申し上げますが、大久保利春という方が直接全日空の藤原企画室長から言われてコーチャン、クラッターという手順を踏んだわけでございます。 そこで、判決の方を申し上げます。「藤原は『明日L一〇一一を」、トライスターであります。
そこで、らちが明きませんから刑事局長前田さんに承りたいのですが、この事件、今回の判決要旨に書いてあります、もちろん判決文がございまして骨子もついておりますが、この全日空ルート、つまりロッキード事件の全日空ルートの三十ユニット関連、大久保利春さんが署名をしている、サインをしている受け取り、三十ユニットございまして、かつてここで問題になりました。金が三十ユニットというのは三千万円。
その際、丸紅の大久保利春、伊藤宏等々、そこで意見を開陳したわけでありますが、このとき、逮捕日が大久保利春の場合には五十一年六月二十二日、ところが告発の議決がその後になっているわけですね、五十一年六月二十五日。また、同様に伊藤宏の場合にも逮捕日が五十一年七月二日、院で告発の議決をいたしましたのが五十一年七月六日。いわゆる告発日と逮捕日がずれております。告発の方がおくれているわけです。
本年十月四日の第四十二回公判からは、相被告人であります大刀川恒夫に対する被告人質問に入っておりまして、その後第四十五回公判で大久保利春の証人尋問が行われました以外は右の被告人質問が現在まで続いておりまして、被告人大刀川は重要な部分において検察官の冒頭陳述書記載の事実と異なる供述をしておりますので、検察官としては、同人の捜査段階における供述との食い違いを指摘しながら質問を行っているところでございます。
このくだりでは「児玉譽士夫に対する所得税法違反、外為法違反、桧山広・大久保利春・伊藤宏・丸紅株式会社・若狭得治・全日本空輸株式会社に対する各外為法違反、右桧山・大久保・伊藤・若狭に対する各贈賄の各事実のほか、」、そこの次の問題ですが、「「被疑者(氏名不詳)数名(政府の閣僚、高官、国会議員)は、航空運送事業に関する免許、許可等国の行政事務を行う職務権限あるいは日本国政府の購入する各種航空機の選定、購入
○伊藤(榮)政府委員 検察官吉永祐介作成名義の昭和五一年五月二二日付証人尋問請求書の記載によれば、本件被疑事実(一部公訴提起済みのものに関しては公訴事実)は、児玉譽士夫に対する所得税法違反、外為法違反、桧山広・大久保利春・伊藤宏・丸紅株式会社・若狭得治・全日本空輸株式会社に対する各外為法違反、右桧山・大久保・伊藤・若狭に対する各贈賄の各事実のほか、「被疑者(氏名不詳)数名(政府の閣僚、高官、国会議員
ロッキード裁判で、冒頭陳述書に証拠によって立証すべき事柄がずっと書かれておるわけでございますが、その中でいわゆる灰色高官の名前というのが冒頭陳述書では出ておりませんでしたが、大久保利春証人尋問で、いろいろな雑誌等を見ますと、検察側はかなり執拗に大久保利春に灰色高官の名前が出てくるような質問の仕方をしておられるわけでございますが、このことについて、なぜ冒頭陳述書に出なかった着がこのときにはそうしつこく
○加地委員 大久保利春氏は、国会での証人のときには、いろいろと、起訴もされておるように、問題があったのでございますが、裁判所の証人としては他の証人と比べて非常に素直な態度での供述が見られるというように報道されておりますが、これから後ロッキード裁判の終結までに大久保利春証人が、大久保利春証人の口によって証明すべき事項というのは、どういう場面でどういうところに大体出てくるのでしょう。
被告人は、御案内のように田中角榮、榎本敏夫、檜山廣、伊藤宏、大久保利春の五名でありまして、主要な公訴事実は、檜山、伊藤、大久保三被告人がコーチャン氏と共謀して、田中被告に現金五億円を贈賄し、田中被告はこれを収受したという事実、さらに、右に関連いたします各被告人の外為法違反、並びに檜山、伊藤、大久保三被告人の議院証言法違反等の事実でございますが、すでに三十八回の公判が開かれ、五億円の現金を入れたダンボール
また、去る一月三十日の東京地方裁判所における大久保証人の証言の骨子は、証人大久保利春が元丸紅輸送機械部副部長松井直氏から、全日空がトライスターを決定するについて世話になった橋本、佐藤両被告人を含む六名の国会議員にお礼をしたいと言っているので、ロッキード社から三千万円出させてほしい旨の電話連絡を受け、コーチャンと折衝し三千万円を受け取ったが、右六名に対する贈与状況については直接知らない、後で元丸紅秘書課長副島勲氏
○廣瀬委員長 この際、ロッキード事件の公判状況及び去る一月三十日の東京地方裁判所における前丸紅株式会社専務大久保利春君の証言の概要について、法務大臣より報告を求めます。瀬戸山法務大臣。
御承知のとおりに大久保利春証人は、こういうふうな計画でそれぞれの人に金銭を渡すというところまでいま証言をしているわけでございます。それがいかなる経路でどういうふうに渡ったかということは、これからの裁判の解明にかかっているわけでございますから、先ほど申し上げましたように、そういう微妙な段階で捜査の記録を外にお出しする、これは幾らおっしゃっても、いまのところ不可能でございます。
国際的な最大の汚職事件として追及してきたロッキード事件の裁判進行中、われわれのみならず多くの国民が疑問を抱いてきたいわゆる灰色高官の名前が、三十日の東京地裁の法廷で大久保利春丸紅元専務の証言によって明るみに出ました。いわゆる三十ユニット、三千万円に上る具体的な贈収賄事件の内容に関するものであります。
○安武洋子君 私は、まず最初に、昨日ロッキードの裁判で、元丸紅の大久保利春氏が、いわゆるユニット関係の政治工作資金を二階堂氏、加藤六月氏ら六人に渡したと、こういう事実を証言なさいました。重大な事実でございますので、私は、まず総理に最初にお伺いしたいと思います。 この六人の中の四人は、いわゆる灰色高官と言われながら国会でいずれもシロである、こういううその弁明をなさってこられました。
東京地検は、後に述べる全日空ルートとともに、丸紅ルートについて被疑者の身柄拘束を含む強制捜査に着手し、まず本年六月二十二日丸紅参与大久保利春を、同年二月十七日及び三月一日衆議院予算委員会において証言を行った際、ロッキード社のコーチャンの指示を受けたクラッターから、昭和四十七年十月三十日ころ三千万円、同年十一月六日ころ九千万円を受領し、かつ、その際三十ユニット及び九十ユニットを受領した旨の領収証各一通
第一に、東京地検は、後に述べる全日空ルートとともに、丸紅ルートについて被疑者の身柄拘束を含む強制捜査に着手し、まず本年六月二十二日丸紅参与大久保利春を、同年二月十七日及び三月一日衆議院予算委員会において証言を行った際、ロッキード社のコーチャンの指示を受けたクラッターから、昭和四十七年十月三十日ころ三千万円、同年十一月六日ころ九千万円を受領し、かつ、その際三十ユニット及び九十ユニットを受領した旨の領収証各一通
○久保亘君 それでは今度のコーチャンの会見の中で述べられている、すでに強制捜査の行われた部分、たとえば丸紅専務の大久保利春から田中角榮に五億円が渡されたくだりの問題、それからこの三十ユニットについて金を受け取った者のうち、六人のうち二人、橋本元幹事長、それから佐藤前運輸政務次官、これらの者たち、それから若狭得治に関する部分、これらの部分などは容疑事実として捜査当局が発表されたものとほぼその内容において
○稻葉国務大臣 大久保利春の場合と小佐野賢治氏の場合とに何か差があるのか。何か差がありそうですが、私、正確に答弁する技術を持っておりませんから、刑事局長に答弁させます。
○国務大臣(稻葉修君) 検察当局は、ロッキード事件のうち丸紅関係については、去る六月二十二日以来、同社参与大久保利春、同伊藤宏及び同社取締役檜山廣を議員証言法あるいは外為法違反によりそれぞれ逮捕し、丸紅関係におけるロッキード社からの資金の流入状況、その使途及び趣旨等について鋭意捜査を続行したところ、前内閣総理大臣田中角榮及び元内閣総理大臣秘書官榎本敏夫について、いわゆるピーナツ及びピーシズ領収証に見合