2016-05-11 第190回国会 衆議院 国土交通委員会 第13号
既に国土交通省は港湾の大型化を、特に主要港の水深を深めていくという方向でさまざまな努力を進めていらっしゃるわけですけれども、私は、本日議題となっております海上交通安全法が定めている十一の航路の活用のあり方、ここにもまだまだ大きな課題があるのではないか、特に、一部航路に課せられております巨大船の夜間航行禁止ということが、事実上そこの航路を一日のうち半分使えないことにしているわけですから、大きなボトルネック
既に国土交通省は港湾の大型化を、特に主要港の水深を深めていくという方向でさまざまな努力を進めていらっしゃるわけですけれども、私は、本日議題となっております海上交通安全法が定めている十一の航路の活用のあり方、ここにもまだまだ大きな課題があるのではないか、特に、一部航路に課せられております巨大船の夜間航行禁止ということが、事実上そこの航路を一日のうち半分使えないことにしているわけですから、大きなボトルネック
環境庁御当局から承っておりますところによりますと、最初はタンカーの夜間航行禁止というふうなお考えがあったそうでございますが、海運業界それから運輸省その他の専門御当局のいろいろ検討された結果によりますと夜間航行を禁止することはとうていできない、また夜間航行を禁止して昼間だけうんと船を混雑させるというのはかえって事故を多くするもとになる、その他いろいろな観点から、環境庁御当局も夜間航行禁止ということはいまお
実は、あと海上保安庁長官にちょっとお尋ねしたいわけでございますが、今度回ってみまして、保安庁長官も一日おられて、あとは次長さんが一緒に回られたわけでありますが、私、一番問題は、来島海峡における夜間航行禁止の問題、あれは航路標識を十分早く整備しないとこの実行はむずかしいんじゃないか。それからもう一つは、船の上限ですね。
不安感が出てくれば、洞爺丸で苦い経験を持っておる青函局としては、また各船の船長としては、やはり安全第一主義をとらざるを得なくなるでありましょうから、当然そこで夜間航行禁止という結果論が出てくるのではないか。