1974-03-08 第72回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第4号
この歳出予定額には、通信衛星及び放送衛星の開発に必要な経費七億八千百万円、電離層観測衛星及び実験用静止通信衛星の研究開発に必要な経費三億七千七百万円、国際放送の充実強化に必要な経費二億四千五百万円、電波監理体制の整備に必要な経費一億六百万円のほか、福祉社会のための情報通信システムの開発調査、総合的電気通信施策の強化、海洋開発における情報伝達の研究、テレビジョン放送難視聴解消促進及び多重放送方式に関する
この歳出予定額には、通信衛星及び放送衛星の開発に必要な経費七億八千百万円、電離層観測衛星及び実験用静止通信衛星の研究開発に必要な経費三億七千七百万円、国際放送の充実強化に必要な経費二億四千五百万円、電波監理体制の整備に必要な経費一億六百万円のほか、福祉社会のための情報通信システムの開発調査、総合的電気通信施策の強化、海洋開発における情報伝達の研究、テレビジョン放送難視聴解消促進及び多重放送方式に関する
東海大学は嘗て工学部電気通信工学科及び電子工学科共同の研究テーマとして超短波帯における一つの電波によるFM多重放送方式の可能性について研究することにし、郵政省電波監理局、東京大学及びNHK技術陣との協力により一つの周波数をそれぞれ単独に放送し得る多重放送技術の開発に関する各種の試験研究に着手いたしました。
なお本日は、前会にラジオにおけるFM放送の地位をいかに考えるかという点を重点として御質疑を願いましたが、それにあわせまして、FM放送の実施に関しましては、多重放送方式か単独放送方式かという点を御審議願いたいと思います。
まず第一に検討された点は、免許方針に関する事項、第二に検討すべき事項としてあげられたものは、FM放送の経営主体に関する問題、第三の問題は、多重放送方式をどうするかというような問題、第四番目の問題は、受信機の普及をどうするか、受信機の普及との関連においてどういうふうにFM放送の免許を考えたらいいかというような点、第五には、FM放送におけるNHKの役割をどういうふうに考えるかというような問題。