2002-04-03 第154回国会 衆議院 財務金融委員会 第9号
一番最初お伺いしたように、次代の柱として食品、医薬というものに積極的にこれから取り組んでいこうということなんで、私は、むしろそちらの方に資金を集中投資した方が、海外たばこ企業の買収に多額な金を投じるんであれば、むしろ多角化、多角経営化事業の方に集中した方が、JTの将来考えた場合、それの方がよかったんではないかという見方も出てくるんじゃないかと思うんです。
一番最初お伺いしたように、次代の柱として食品、医薬というものに積極的にこれから取り組んでいこうということなんで、私は、むしろそちらの方に資金を集中投資した方が、海外たばこ企業の買収に多額な金を投じるんであれば、むしろ多角化、多角経営化事業の方に集中した方が、JTの将来考えた場合、それの方がよかったんではないかという見方も出てくるんじゃないかと思うんです。
そういうような多角経営化していく段階でもそ れらの従業員の能力を可能な限り活用していく、こういう人事の養成システムだと思うんですね。そのために狭い仕事の縄張りじゃなしに仕事の縄張りを広げていく。こういうような、仕事の守備範囲を広げながら熟練養成していくという方法は日本特有のものであります。そういうようなことのために日本人の労働意欲は大変高い状況で維持され続けている。
今次答申あるいは政府提出の構造調整法案などは、八次策と異なり、石炭業界の自主的な構造調整がベースになっていること、生産縮小が先にありきではなく、石炭業界の努力と政府や需要業界の支援、強力が先にありきとなっていること、多角経営化や地域振興対策、雇用確保対策の事前の対応を強化することなどが強調されております。
卸売、小売に対してちょっと甘過ぎるんじゃないかという感じもしますし、現代のように大手企業が非常に多角経営化して子会社をたくさん持っている、結局資本金の少ない会社、自分の子会社をトンネル会社として利用するんじゃないかということがちょっと気になるんですが、そういうことはお考えになっていらっしゃいますか。
いずれにしましても、その土地を使うだけでなくて、やはり先ほど申しましたように、旅行業とか、こういうものはバス部門につきましてもかなりいろんなノーハウ等もございますのでその展開の余地はあると思いますが、そういうことでできるだけ多角経営化を図っていただくということであろうかと思います。
例えばセメント各社が企図しておりますようなファインセラミックでありますとか、あるいはその他の新素材、そういうものへの進出によりまして、いわば多角経営化を図っていく必要があるというように考えておるわけでございます。
一つは、さらにまたICIのアンモニアの新しい技術が出たというならば、そういうものを取り入れて水素からアンモニアをつくる、アンモニアからたとえばア系の肥料をつくるという原単位をもっと下げられはせぬかというこの問題が一つと、それからもう一つが今後の問題と思いますが、なるべく十六社の肥料部門のウエートを下げまして、いわゆる広い意味の企業の多角経営化と申しますか、そういう点にもっていきまして、いわゆる総合経常
○倉八政府委員 合理化を推進する一つの策として、たとえば系列化とか、あるいは多角経営化をはかったらどうかということでございますが、まことに方策としては私はけっこうだと思います。
これによっていわゆる多角経営化をしていこう、そしていわばこれによって危険分散をする措置も講じよう、しかもその重点はどこにあるかといえば、さっき大臣からもお話があったように、いままですでに何といいますか、ある程度兼業化しているところはまずまずとして、むしろ専業的に肥料をやっているところに重点を置いて、そうしてそれをいわゆる多角経営化していこう、大体こういうふうな計画のようです。
私は、機械化することによって相当農村の方に手があいてくる、そうしてそれが多角経営化の方へいくのだ。これはどこの農業でも、たとえばフランスとかベルギーあたりでは一戸当たり七、八町とか十町、あるいは十五町くらいな規模だそうであります。そして土質からいい、気候からいい、雨の関係からいって、決して日本という国はフランスやオランダ、ベルギーに負けるものではないのです。
その他、農業資源の利用についても、いわゆる積雪寒冷地帯としての悪条件のため、米作のみによる単作地帯でありますので、土地改良によって多角経営化による農家の所得増加をはかることも肝要と申さねばなりません。さらにまた、打ち続く災害防除のため、河川の改修事業、治山、砂防、地すべり対策など、総合生産性向上の上に大きな障害となる問題も山積いたしておるのであります。
なお土地改良事業に比べまして、保温折衷苗しろ、ビニール栽培法、適切な品種改善とか、その他穀菽農業以外におきましても、特に畜産等は非常に重要な今後の農業のあり方の問題でございますので、農業の高度化、多角経営化、畜産化、有畜化、これを進めて参るのもその方法でございます。さらにごく最近では土地の実情に即しまして、パイロット事業としてやっておりますが、今後一そう拡充して持っていきたいと思っております。
そういう意味でむろん多角経営化ということが一つの理想の姿であるといたしましても、やはりそこに行き着くための手段としては、まず土地改良というところから始めるべきだと、こういうふうに申し上げた次第であります。この点は三番目の有機質肥料を増大することが必要ではないか、こういうこととも関連するわけであります。
その原因は海藻利用工業が総合的、多角的な経営でないために、生産費が非常に増嵩することになりまして、この際現存の工場中確実なものを選択いたしまして、これに多角経営に必要な施設等を設置させまして、多角経営化の実用化試験を行わせ、その成功の曉には、その技術を一般に公開いたしまして、我が国の海藻利用工業の振興を図りますと共に、未利用海藻の有用化によりまして、漁村の発展に資するために、委託費として本年度新たに
特に昭和二十六年度から発足いたしたいという農業政策の重点項目といたしましては、先ほど来問題になつております土地生産性の向上を期するために、土地改良の公共事業費を拡充するということ、農業経営の安定をはかりますために、畜産の導入による多角経営化、あるいは農業災害補償制度を強化整備いたしまして、農家の不測の損害を補填して、経営を安定するというような重点項目をあげて、これが推進をはかつて参つておるのであります
その農業経営の規模に相応する家畜を取入れまして多角経営化するとともに、地方の維持回復に努力したいと考えて、二十五年度予算におきましても、その方針で政策を進めておるわけであります。ところで今御質問のように飼料がないではないかということであります。
それで今農民が相当駄目だから多角経営化することがよくないというお話がありましたけれども、私はむしろ逆にいいたい。日本の農民というものは相当農学校を卒業する。或いは相当能力を張つておりますが、作る物が極く簡單な米作である。米作というものは私の見解からいえば一番作り易いものである。田植をするにしても、水の中に植えて水をやれば決して枯れつこはない。肥料も水の中にやる。肥料も大したことはない。
それから多角経営は、私から申しますと、これは小規模だから多角経営化しなくちやならんと考えます。むしろ小規模だから多角経営をいたさなければならん。大規模で大経営をやるならば、アメリカのようなやり方もできますが、日本の小農経営で、そうして労働に家族が定着して、そうして一年間の労働の均分化と申しますか、配分をよくする。
これに対し、ある程度農家の必要とする生産基礎條件たる土地の改良等につきましては、大きく國家資本を導入しつつ生産力を高めて行くということが大事であり、かつ個々の農家にとつては、生産経済におきまして多角経営化するということについては、最も第一にとるべき方策と考えます。
この農業の遊休労務をいかに有効適切に多角経営化して生産化するかということが、今日の課題であります。少くとも今日のこの課題に当面して、具体的に政府がこの措置を取上げねばならないと思うのでありますが、今日の現段階において、現農相はただちにこれを具体化されんとする構想について伺いたいと思うのであります。