1982-01-28 第96回国会 衆議院 本会議 第4号
(拍手) 昨年の通常国会で、私はこの壇上で、政府が期待する内需主導による五十六年度経済運営は、それを実現するための多角的政策の用意が不足していることから、恐らくはかけ声倒れとなり、外需主導経済になることが予測されると指摘をいたしました。総理に、その対策整備を要求いたしました。
(拍手) 昨年の通常国会で、私はこの壇上で、政府が期待する内需主導による五十六年度経済運営は、それを実現するための多角的政策の用意が不足していることから、恐らくはかけ声倒れとなり、外需主導経済になることが予測されると指摘をいたしました。総理に、その対策整備を要求いたしました。
このような見識に基づいて、あなたは、日本のエネルギー政策は多角的にならざるを得ないという結論を導き出しているわけですが、それでいながら、しかし「中ソ関係とか、アメリカとアラブ関係とか、いろいろ複雑な政治的、軍事的関心がからんできたので、多角的政策もなかなか容易なことではありません」と、ここでもまた評論家のようなことを言っているのであります。