1952-05-22 第13回国会 衆議院 大蔵委員会 第73号
○宮幡委員 その次の、目的の(iv)にあります「加盟国間の経営取引に関する多角的支拂制度」、この「多角的支拂制度」というのは、今の御説明の中にも少々ありましたが、もし日本が加入いたしました場合に、現在において起るべき多角的な支拂い方式は、どういうものが実際に起るという御予想でありますか。
○宮幡委員 その次の、目的の(iv)にあります「加盟国間の経営取引に関する多角的支拂制度」、この「多角的支拂制度」というのは、今の御説明の中にも少々ありましたが、もし日本が加入いたしました場合に、現在において起るべき多角的な支拂い方式は、どういうものが実際に起るという御予想でありますか。
基金の目的に関しましては「一目的」というところに書いてありますように「基金の目的とするところは、通貨に関する国際協力の促進、国際貿易の発展による全加盟国の高水準の雇用及び実質所得の促進及び維持と生産資源の開発、為替の安定、多角的支拂制度の樹立と外国為替制限の除去、基金の資金を利用させ国際收支の失調を是正する機会を供することにより加盟国に安心感を與えること並びに加盟国の国際收支の不均衡の調整にある。」