1986-11-14 第107回国会 参議院 日本国有鉄道改革に関する特別委員会公聴会 第1号
第二は、多能職化であります。一人の人間が幾つかの仕事をこなしていく。忙しいとき他から援助を求める、そして暇なときには忙しいところにお手伝いに行く。従来、国鉄の場合には縦割りでありました。可能な限り横割りにしていく。そして、いろいろな職業訓練をなすことであります。 第三は、適材適所ということであります。
第二は、多能職化であります。一人の人間が幾つかの仕事をこなしていく。忙しいとき他から援助を求める、そして暇なときには忙しいところにお手伝いに行く。従来、国鉄の場合には縦割りでありました。可能な限り横割りにしていく。そして、いろいろな職業訓練をなすことであります。 第三は、適材適所ということであります。
先ほど吉田先生は、そのために必要なことは提案制度であり、多能職化であり、適材適所というふうに御指摘をちょうだいいたしました。まことにさようでございますが、さらに加えまして、教育訓練、鉄道の技術あるいは業務の知識というものはなかなか文部省では教えてくれない。我々は先輩から見よう見まねでこれを習い、また部内の職場教育で習ってまいりました。
多能職といいますか、一人の例えば経理課の女の人が日曜日になりますとお弁当を売っている、これが私は経営の実態ではなかろうか、そういうふうに考えております。 二番目の、上野―東京間はおやめになるべきだと私は思います。実は私は東京駅へ東海道新幹線を入れる計画に参加した一人でございます。そのとき、品川でとめるべきであるという考え方が一つございました。
一つは多能職、いま一つは提案制度であります。 トヨタ自動車の場合には、一人が幾つかの仕事をやりこなせ、忙しいところに人が回って仕事をする。もし規模が小さければこのような多能職制度を国鉄でも採用できるはずであります。けれども、縦割り制度であるために多能職がなかなかなし得ないのであります。
出てきて採用するもの、採用しないものあろうかと思いますが、大きな欠陥、案外国鉄人の中で、身の回りの改革を進めながら大きなものを持っていく、政治の場で同時にまたそれに協力していく、私は、そうした中で国鉄が活性化するかなめは、まず、最初の陳述の中で多能職化ということ、多能効果と申し上げてもよろしいと思いますが、多能職化とそれから提案制度、この二つを申し上げたのであります。