1990-06-01 第118回国会 衆議院 外務委員会 第7号
冷戦構造が劇的に変化をしてまいりまして、これから世界も多極化の方向に向かいつつあると思いますけれども、当然核の問題も多極化傾向にございまして、今後の世界の安全保障の問題の中におきまして核拡散は非常に懸念される点の一つでございます。
冷戦構造が劇的に変化をしてまいりまして、これから世界も多極化の方向に向かいつつあると思いますけれども、当然核の問題も多極化傾向にございまして、今後の世界の安全保障の問題の中におきまして核拡散は非常に懸念される点の一つでございます。
そこで、世界の情勢というのはいま一体どうなっているだろうか、こういうふうに考えますと、世界の情勢は、外務省の分析によると多極化傾向が進んでおる。ところが一方、防衛庁の分析によりますと二極構造である。こういう一つの違いがそこにあるわけです。これについてひとつ、これは最初に外務省の世界情勢の分析における考え方をお聞かせ願って、その後で防衛庁長官に外務省との考え方との関連についてお願いしたいと思います。