1968-05-09 第58回国会 衆議院 本会議 第31号
そこで、(「三多摩発言はどこへ行った」と呼ぶ者あり)三多摩発言はどこへ行ったというようなお話が出ておりますが、私はこの機会に申し上げたい。政党政治の要諦は国民の期待に沿うことであります。私どもが多数を中央において持つ以上、国民は私どもに期待するものがある。それにこたえなければなりません。また同時に、地方自治体もこれは地域住民から代表されるものであります。
そこで、(「三多摩発言はどこへ行った」と呼ぶ者あり)三多摩発言はどこへ行ったというようなお話が出ておりますが、私はこの機会に申し上げたい。政党政治の要諦は国民の期待に沿うことであります。私どもが多数を中央において持つ以上、国民は私どもに期待するものがある。それにこたえなければなりません。また同時に、地方自治体もこれは地域住民から代表されるものであります。
最後に、佐藤総理、あなたは四月五日、三多摩発言を行ない、憲法と地方自治の本旨をじゅうりんする暴言として、世論の激しい批判を浴びたのであります。その後、参議院予算委員会等において三多摩発言を取り消し、革新首長美濃部知事に積極的に協力することを表明せられました。まことに当然でございます。あくまで地方自治の本旨を守り、民主主義の基盤である地方自治の確立と地方財政の強化をはかるべきでございます。