1997-11-05 第141回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第3号 しかし、湾岸戦争でアメリカが大規模な派兵と交戦が可能な唯一の超大国であるということがいや応なく認識されたということがありまして、以後、国際的な力の構造は一超多強であると。つまり、一つの超大国と多くの強国あるいは数個の強国があるという状況であるというふうにとらえるようになっておりまして、唯一の超大国となったアメリカと決定的に対決することは利益にかなわないという状況判断を抱くに至っております。 高木誠一郎