1989-11-29 第116回国会 参議院 税制問題等に関する特別委員会 第10号
基本的には、公的年金を中心にそれぞれ補完する企業年金やあるいは個人年金の適切な組み合わせと申しますか、それによりまして老後の安定した所得保障が図られるような多層選択型と申しますか、そういう年金体制を築き上げていきたい、こう考えております。
基本的には、公的年金を中心にそれぞれ補完する企業年金やあるいは個人年金の適切な組み合わせと申しますか、それによりまして老後の安定した所得保障が図られるような多層選択型と申しますか、そういう年金体制を築き上げていきたい、こう考えております。
○国務大臣(小泉純一郎君) 御指摘の多層選択型年金制度、これは大変傾聴に値する御提案であると私は考えています。 老後生活の主柱である公的年金制度の充実とその長期的安定を図っていくことに加えて、今御指摘されました多様化する国民のいろいろな要望にこたえていくための仕組みをあわせて講じていくべき問題だと、基本的にはそういうふうに考えています。
その一つの柱として年金というものの改革、これは一本化に向けての議論とか、さまざまな状況があるわけでございますけれども、やはり状況を考えますと、基礎年金部分をしっかりと確立して、その上に、厚生年金あるいは国民年金を新地域年金に変革をしながら、なおかつ個人年金や企業年金等も加えた多層選択型年全体系への移行というのがどうしても必要ではないか、こういう感じをいたしておるわけでございます。