1993-11-09 第128回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会公聴会 第2号
同時に、細川総理がおっしゃっているような、ゆっくりとした多党制度というのも危険です、これは後で説明申し上げますが。政党は二つだけに限ることが焦眉の課題でございます。 そのためにこそ、政府も野党も小選挙区制度を法案に導入したはずです。小選挙区制が新しい体制の基盤であります。これと並立している比例代表制は、自、社、公、民、共産という一九五五年体制を温存するものであります。
同時に、細川総理がおっしゃっているような、ゆっくりとした多党制度というのも危険です、これは後で説明申し上げますが。政党は二つだけに限ることが焦眉の課題でございます。 そのためにこそ、政府も野党も小選挙区制度を法案に導入したはずです。小選挙区制が新しい体制の基盤であります。これと並立している比例代表制は、自、社、公、民、共産という一九五五年体制を温存するものであります。
また、そうして昭和二十二年にこの制度を復活したとき、その当時は進歩党、自由党、そうして社会党、国民協同党、これらがみずからの立場を守るためにこの制度を復活したのでありまして、これは世界的に見て、一党制度でもなければ多党制度でもございません。その後、一党がすべての政権を支配するという中に、一カ二分の一政党と言われておる特殊な変形の形であります。