2009-03-18 第171回国会 衆議院 外務委員会 第3号
在外公館の設置とか領事館の廃止、新しいところに持っていくとかいうのも大事なんですけれども、私は、それよりももっと大事なのは、多面的、多元的外交をするために国連の場あるいは国際機関の場に日本人職員をどんどん送り込むことだと思いますけれども、そういう努力は今までされてきておるんでしょうか。どのような努力をされてきておるんでしょうか。
在外公館の設置とか領事館の廃止、新しいところに持っていくとかいうのも大事なんですけれども、私は、それよりももっと大事なのは、多面的、多元的外交をするために国連の場あるいは国際機関の場に日本人職員をどんどん送り込むことだと思いますけれども、そういう努力は今までされてきておるんでしょうか。どのような努力をされてきておるんでしょうか。
したがって、二十一世紀のアジア太平洋の時代において、長期的展望に立って、多様な主体が多元的外交を展開し、近代世界システムの改革を図っていくことが求められると言えます。 すなわち、新都は国民国家の首都機能である国家統治機能を果たしていくだけでは十分ではありません。
せっかく日本は多元的外交をやっていこうというときに、新聞記者の報道でも何でも、メキシコへ行ったりカナダへ行ったりブラジルに行ったりということよりも、アメリカに立ち寄ることへの関心が高まっている。そのことによって本末が転倒し、今回の外遊の意味が薄れることにもなりかねない。