1998-03-11 第142回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号
御指摘のとおり、現実には、今の財政の予算が追加的な対応をとらないといたしますと、恐らく一%弱くらいの経済成長になるのではないか、こう考えておりまして、その点での、御懸念の経常収支のいわば外需依存型体質が強まるのではないか、こういうことが指摘されております。
御指摘のとおり、現実には、今の財政の予算が追加的な対応をとらないといたしますと、恐らく一%弱くらいの経済成長になるのではないか、こう考えておりまして、その点での、御懸念の経常収支のいわば外需依存型体質が強まるのではないか、こういうことが指摘されております。
このような立場から、我が国の外需依存型体質というものを内需型に転換せしめる、そしてまた内需型経済政策の展開に当たりましては、当然のこととして勤労国民の生活の質というものをより重視した経済政策に転換していただかなければならない、このように思うわけでございます。
あえて多言を要するまでもなく、我が国経済が取り組むべき緊急かつ最大の課題は、これまでの外需依存型体質から内需依存型へ脱却を図ることであり、そのプロセスの中で経常収支の黒字減少を図るべきであることは、衆目の一致して認めるところであります。そのためには、今こそ思い切った内需拡大策を講ずるべきであります。