1990-05-18 第118回国会 参議院 予算委員会 第9号
さらに利益の外部処分としまして、当時の金額で九百二十三億円の一般会計への繰り入れあるいは森林開発公団への出資を行っております。 それから第三点、財投金利のお尋ねであったかと思いますが、国有林野事業につきましては、五十一年度以降造林、林道等の資金として借り入れを行ってきておりますが、昭和六十三年度末現在での債務残高につきまして平均利率を見ますと、六・三%ということになっております。
さらに利益の外部処分としまして、当時の金額で九百二十三億円の一般会計への繰り入れあるいは森林開発公団への出資を行っております。 それから第三点、財投金利のお尋ねであったかと思いますが、国有林野事業につきましては、五十一年度以降造林、林道等の資金として借り入れを行ってきておりますが、昭和六十三年度末現在での債務残高につきまして平均利率を見ますと、六・三%ということになっております。
○秋山(智)政府委員 過去におきます利益処分の推移を見てまいりますと、昭和三十五年以降、いま先生御指摘のとおり九百二十三億の外部処分をいたしております。一般会計の繰り入れがトータルで四百六十九億、それから森林開発公団への出資が四百五十四億、かようになっております。
さらに、特別積立金、これは利益の二割を、旧心材が森林開発公団に出資をしたり林業振興のための一般会計に繰り入れるというようなことで設けられておる、こういうふうに従来から理解しておりますが、今回のこの提案によりますと、こういったものもすべて十年間は外部処分を休止させる、こういう趣旨になるのではないかと思っております。
それから、今回の法案におきまして利益の外部処分を停止いたしておりますのは、一般会計から原資を受け入れまして国有林の事業施設費に入れますことによって再建するわけでございますから、御承知のように、国有林の経営が大変悪化をいたしました四十六年から七年にかけましても、四十八年の材価暴騰の際に思わぬ利益が出まして、その金がまた外部へ出ていくというようなことがございまして大変異常な形、国有林の財政が非常に苦しいにもかかわらず