1955-07-21 第22回国会 参議院 予算委員会 第41号
総理大臣の外遊云々は、お盆の何か怪談話みたいに、どうも消えてしまったようでありますが、外務大臣が先般先方の都合で御延期になって、今度国会が済みましたら、いろいろ打ち合せをしておいでになって、自由国家、特にアメリカとのいろいろ根本的な問題について御協議になる御計画があるようでございますが、一萬田大蔵大臣も国際通貨基金の総会でございますかに御出席になる。
総理大臣の外遊云々は、お盆の何か怪談話みたいに、どうも消えてしまったようでありますが、外務大臣が先般先方の都合で御延期になって、今度国会が済みましたら、いろいろ打ち合せをしておいでになって、自由国家、特にアメリカとのいろいろ根本的な問題について御協議になる御計画があるようでございますが、一萬田大蔵大臣も国際通貨基金の総会でございますかに御出席になる。
従つてこれらのことが明らかにならないうちに外遊云々ということを、正式には我々は決定することもないし、又申上げるべきでないと考えているわけでございます。国会の審議を優先的に考えているということに尽きるわけでございます。
初めに自由党の総裁として渡米云々、外遊云々という御答弁をなさつた。ところが自由党の総裁として行くというようなことは言つたことはないとおつしやつた。おつしやつたが、総裁総理一元論というものは、林譲治君が幹事長のとき、一昨年の十月に、総裁と総理は一体不可分なものだ、これは吉田総裁の意思だと、幹事長声明として天下に声明した。それは今あなたがおつしやる通り、政党としてはかくあるべきものと私は思う。
決してこれ以上は申しませんが、そういう今までのような態度で、そうして吉田さん一人の外遊云々ということも、あれはよくないからおやめなさいということで、とめられない。はれものにさわるように、吉田天皇のようなものをつくつておいたのでは、天下何事もできません。この際敢然として吉田さんに向つてはつきり――まず吉田さんから料理をして、そうしてわきの政党に呼びかければ呼びかけるでよろしい。
○政府委員(福永健司君) 外遊云々につきましては先ほども申上げましたように行くという意思は前々から持つておるわけでございます。