2014-06-12 第186回国会 参議院 外交防衛委員会 第23号
また、サウジアラビアにおきましては、製造業を中心に外資投入による経済多角化が目指されています。日本企業のサウジアラビアへの進出をこの投資協定が更に後押しする、こういった期待もあるところです。
また、サウジアラビアにおきましては、製造業を中心に外資投入による経済多角化が目指されています。日本企業のサウジアラビアへの進出をこの投資協定が更に後押しする、こういった期待もあるところです。
その上に立って外資導入については、あるいは外資投入については検討せらるべきであろうと思うのです。ところが、今日まで無制限にそういったことを許してきたのは、どういうわけなんですか。外資委員会においてそれらのことを審議するときに、まず外資法の第一条前段の目的を頭に置いて考えたかどうかということ。
二箇年の外資投入くらいで日本の産業が根本的に生き返りはしないのであつて、むしろこれは有力なる反対理由になるであろう。これらのことも十分見合いまして、ぜひ御検討を願い、進んで当委員会に発言を求められ、御説明を願いたいと思つております。
その二つは、我が国に外資を投入するものは主として米国でありまするから、その米国の外資投入の方向、方策が如何なるものであるかという点であります。かくのごとき見地から今次の改正法律案を検討いたしまするときに、私どもは遺憾ながらこれに賛意を表するわけには参らないのであります。