1949-11-18 第6回国会 衆議院 予算委員会 第4号
従つてこの米国が民間資本の対外進出については、これを積極的に推進する決意をあらゆる機会に明らかにしておることは、これまた御承知の通りでありまして、現在わが国における外資受入れ態勢の整備は、本年に入りましておおむね良好でありますが、しかしながら先ほど申し上げましたように、その態勢が十分整つていないということでありまして、これが態勢が整つて来次第というから考えますれば、おそらくわれわれの想像では、本年以降
従つてこの米国が民間資本の対外進出については、これを積極的に推進する決意をあらゆる機会に明らかにしておることは、これまた御承知の通りでありまして、現在わが国における外資受入れ態勢の整備は、本年に入りましておおむね良好でありますが、しかしながら先ほど申し上げましたように、その態勢が十分整つていないということでありまして、これが態勢が整つて来次第というから考えますれば、おそらくわれわれの想像では、本年以降
即ち我が國の現状は、外國の援助のない限り、根本的立直りを期することが困難な状態であるのでありまして、その時期は、我々國民の自力再建に対する不断の努力と、外資受入れ態勢の整備如何にかかつておりますることは、芦田首相も亦しばしば言明をされたるところであります。
今日となりましては、生産を高めること、外資受入れ態勢を整えること、すべてこの労働力を如何に整備するかということに掛かつておると申上げてよいと存ずるのであります。