1976-08-04 第77回国会 参議院 ロッキード問題に関する調査特別委員会 閉会後第20号
ところが、その後約三十年たって、今日の情勢を考えてみたときに、その後外貨予算制度も廃止になったし、これは昭和三十九年ですけれども、四十七年の外貨集中制度の廃止とか、言うならば、為替管理の大幅な自由化の方向が進められてきたのは、これはまたひとり日本だけじゃなく、世界の趨勢であったわけです。
ところが、その後約三十年たって、今日の情勢を考えてみたときに、その後外貨予算制度も廃止になったし、これは昭和三十九年ですけれども、四十七年の外貨集中制度の廃止とか、言うならば、為替管理の大幅な自由化の方向が進められてきたのは、これはまたひとり日本だけじゃなく、世界の趨勢であったわけです。
もちろん、最近に至りまして対外投資の自由化、外貨集中制度の廃止、ロンドンでのCD発行等漸次前向きな政策が打ち出されてまいっておりますが、資金の吸収、放出の両面において規制を一そう緩和し、わが国の銀行が世界の銀行と対等の条件で競争しうる環境が整備されるよう期待いたしております。そうしてこそ、わが国の銀行も、その有する機能を活用して、内外のニーズにこたえられることと考える次第であります。
ただ、一方において、日本においてはいわゆる外貨集中制度がございますし、そうしていま申し上げました金融調整の問題もございます。
それから又外貨集中制度というものとそれがどう関係して行くのですか。
こういうこともまあ一つの方法であると思いますけれども、外貨制度の外国為替特別委員会ですか、あれを作つた外貨集中制度、これから行きまして、日銀が外貨を持つというのはどういう意味ですか。外貨集中ということ、それと日銀が外貨を持つということ、これはどういうのですか。矛盾しないのですか。この点はどうなんでしようか。